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J-GLOBAL ID：202002237266459691   整理番号：20A0997932

最も危険な金属プルトニウム-マンハッタン計画における初期の研究開発を中心に-

著者 (1件)： 松尾宗次
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 90  号： 5  ページ： 405-410  発行年： 2020年05月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・プルトニウムはウランに中性子を衝突させて合成された原子番号94のウランより重い元素であり,本稿では,マンハッタン計画において進められたプルトニウム原子爆弾の開発,プルトニウム加工工場に勤務したカレン・シルクウッド事件について紹介。
・ウラン原爆ではウラン塊をぶつけて一挙に超臨界に達する仕組みであったが,プルトニウム原爆では,爆縮という起爆方式を採用し,Von NewmannはZND起爆モデルを考案。
・プルトニウムの加工性を改良するため,加工性に優れたδ相を安定化する元素として,ガリウムやアルミニウム添加について検討。
・最初の核爆発実験で生成した人工鉱物triniteを紹介。

シソーラス用語： *プルトニウム ,  放射性同位体 ,  核兵器 ,  爆弾 ,  起爆 ,  爆縮 ,  プルトニウム合金 ,  ガリウム添加合金 ,  成形性 ,  放射線被曝
準シソーラス用語： 放射性元素 ,  *原子爆弾 ,  マンハッタン計画

分類 (1件)： 非鉄金属材料  (WE03000D)

タイトルに関連する用語 (6件)： プルトニウム ,  マンハッタン ,  計画 ,  初期 ,  研究 ,  開発