文献

J-GLOBAL ID：202002237273248495   整理番号：20A1044834

状態方程式を用いた降着中性子星のモデルを制約するアプローチ

An approach to constrain models of accreting neutron stars with the use of an equation of state

著者 (5件)： DOHI Akira (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  HASHIMOTO Masa-aki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMADA Rio (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MATSUO Yasuhide ,  FUJIMOTO Masayuki Y. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2020  号： 3  ページ： WEB ONLY  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線バーストGS1826-24に対応する降着中性子星の熱進化中のX線バーストを調べた。中性子星の物理量は核物質密度の上下の状態方程式を用いて含まれる。状態方程式を採用し,計算時間を節約する近似ネットワークを構築し,豊富な進化に伴う核エネルギー発生率を計算した。中性子星の質量と半径は,中心から表面までの星の発展方程式を解くことによって見出される。これには,降着層における核エネルギー生成,地殻からの加熱,および星コア内部のニュートリノ放出などの必要な情報が含まれている。仮定した降着率,金属性,状態方程式について,GS1826-24からのX線バーストの光度曲線と再発時間を標準偏差1σ以内で再現した。観察された再発時間は,初期のCNO元素Z_CNO=0.01の金属性を有する理論モデルと一致すると結論づけられる。rp過程に関与する核反応率は,光度曲線の形状と著者らの結論を変える可能性があるので,核反応率を詳細に調べる必要があることを示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： バースト ,  *中性子星 ,  *降着円盤 ,  核物質 ,  *状態方程式 ,  発展方程式 ,  放出 ,  曲線 ,  金属性 ,  核反応率 ,  元素合成
準シソーラス用語： X線バースト ,  熱進化 ,  核エネルギー ,  ニュートリノ放出 ,  光度曲線

分類 (1件)： 恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 状態方程式 ,  降着 ,  中性子星 ,  モデル ,  制約