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J-GLOBAL ID：202002237303699717   整理番号：20A1209730

ファージリジンによる化学療法は呼吸器の肺炎球菌コロニー形成を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Chemotherapy with Phage Lysins Reduces Pneumococcal Colonization of the Respiratory Tract

著者 (8件)： Corsini Bruno ,  Diez-Martinez Roberto ,  Aguinagalde Leire ,  Gonzalez-Camacho Fernando ,  Garcia-Fernandez Esther ,  Letrado Patricia ,  Garcia Pedro ,  Yuste Jose
資料名： Antimicrobial Agents and Chemotherapy  (Antimicrobial Agents and Chemotherapy)
巻： 62  号： 6  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0802A  ISSN： 0066-4804  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌病原体を殺すためには,リジンまたは酵素とも呼ばれる抽象的な細菌媒介性の溶菌酵素も効率的な薬剤である。肺炎球菌による気道のコロニー形成は,感染過程の確立のための必要条件である。そこで,ヒト鼻咽頭および肺上皮細胞を用いた肺炎球菌コロニー形成に対する3つの異なるリジンの抗菌活性および鼻咽頭コロニー形成のマウスモデルを評価した。試験したリシンは野生型Cpl-1,遺伝子操作Cpl-7S,キメラCpl-711であった。さらに,比較抗生物質としてアモキシシリンを含めた。ヒト上皮細胞をS.pneumoniaeの3つの異なる多剤耐性臨床分離株に感染させ,それに続いて対応するリシンを単回投与した。これらのリジンの抗微生物活性もマウス鼻咽頭運搬モデルを用いて評価した。感染した上皮細胞のCpl-7Sへの曝露は,調べた肺炎球菌株のいずれの殺菌ももたらさなかった。しかし,Cpl-1またはCpl-711による処理は,両タイプのヒト上皮細胞に付着したS.pneumoniae生物の死滅を増加させ,Cpl-711はサブ阻害濃度でCpl-1よりも効果的であった。加えて,アモキシシリンによる処理は,キャリア状態の減少に影響を及ぼさなかったが,Cpl-711による鼻腔内経路で処理したマウスは,マウスの20~40%の細菌負荷の検出なしで,有意に減少した鼻咽頭コロニー形成を示した。本研究は,Cpl-1およびCpl-711リジンが肺炎球菌コロニー形成に対する治療のための有望な抗菌薬候補である可能性があることを示している。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 抗細菌作用 ,  抗生物質 ,  *バクテリオファージ ,  ヒト ,  リシン ,  キメラ ,  *薬物療法 ,  *肺炎球菌 ,  野生型 ,  上皮細胞 ,  多剤耐性 ,  アミノ酸 ,  ラクタム ,  フェノール類 ,  硫黄複素環化合物 ,  第一アミン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 鼻咽頭 ,  *コロニー形成 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  呼吸器の疾患  (GI03000Z)

物質索引 (2件)： アモキシシリン ,  リジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学療法 ,  呼吸器 ,  肺炎球菌 ,  コロニー形成