文献
J-GLOBAL ID:202002237343033404   整理番号:20A0539207

ダサチニブは左心室の機械的機能を損なうが,前不整脈効果を欠く可能性がある:チロシンキナーゼ阻害剤の臨床的心血管有害事象を予測するための非臨床ガイダンスの提案【JST・京大機械翻訳】

Dasatinib can Impair Left Ventricular Mechanical Function But May Lack Proarrhythmic Effect: A Proposal of Non-clinical Guidance for Predicting Clinical Cardiovascular Adverse Events of Tyrosine Kinase Inhibitors
著者 (15件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 58-70  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4139A  ISSN: 1559-0259  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チロシンキナーゼ阻害剤は様々なタイプの心血管有害事象を臨床的に誘導することが知られている。しかし,前臨床段階でそれらを予測することはまだ困難である。このような薬物誘発性心血管有害事象をより良く予測する方法を検討するため,in vivoおよびin vitroでダサチニブの急性電気生理学,心臓血行動態および細胞毒性効果を評価することにより新しいプロトコールを開発することを試みた。0.03および0.3mg/kgのダサチニブを,投与量(n=4)の間の20分間隔で,10分間,ハロタン麻酔イヌに静脈内投与した。一方,0.1,0.3,および1μMでのそれは,ヒト誘発多能性幹細胞由来心筋細胞(hiPSC-CMs)(n=7)に累積的に適用された。イヌにおいて,低および高用量は,それぞれ40±5(0.08)および615±38ng/mL(1.26μM)のピーク血漿濃度を提供した。低用量は心拍数を減少させ,左室機械的機能を損ない,心室有効不応期を延長させた。高用量は再分極期間を延長させ,出血傾向を誘導し,低用量後に観察された変化の増強に加えて血漿心臓トロポニンIレベルを増加させたが,心臓伝導または誘発心室不整脈には影響しなかった。hiPSC-CMsにおいて,ダサチニブはイヌのような再分極および不応期を延長したが,アポトーシスまたは壊死過程を誘導しなかったが,それは伝導速度を増加させた。ダサチニブの臨床的に観察された主要心血管有害事象は,新しいチロシンキナーゼ阻害剤の心毒性を予測するための有用なガイドとなる可能性がある現在提案されたアッセイプロトコルにより定性的に観察された。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

前のページに戻る