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J-GLOBAL ID:202002237388317676   整理番号:20A2019563

合成ペプチドの抗皮膚糸状菌活性:活性を増強し,グリセオフルビンの毒性を減少させるアジュバントとしての作用機構と臨床応用【JST・京大機械翻訳】

Antidermatophytic activity of synthetic peptides: Action mechanisms and clinical application as adjuvants to enhance the activity and decrease the toxicity of Griseofulvin
著者 (12件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 979-992  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2692A  ISSN: 0933-7407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:Trichophyton属に属する線虫は重要なヒト病原体であるが,皮膚付着症を治療するために使用される最も一般的な抗真菌薬であるグリセオフルビンに対する耐性を開発した。目的:この研究は,合成ペプチドの抗皮膚活性,およびグリセオフルビンとの作用機構および相乗効果を評価することを目的とした。【方法】走査電子顕微鏡(SEM),原子間力顕微鏡(AFM)および蛍光顕微鏡(FM)を用いて,ペプチドの活性と作用機序を理解した。結果:ここでは,グリセオフルビンより20倍低い濃度,50μg/mLの合成ペプチドが,T.mentagrophytesおよびT.rubrumのミクロ分生子生存率を100%減少させたが,グリセオフルビンは,それぞれ50%および0%だけ生存率を低下させた。ペプチドの作用機構は,細胞壁損傷,膜孔形成および細胞質含有量の喪失を含んだ。ペプチドは活性酸素種(ROS)の過剰産生を誘導し,両真菌に対するグリセオフルビン10倍活性を増強し,相乗効果を示唆し,ヒト赤血球に対するこの薬物の毒性を除去した。ドッキング分析は,ペプチドとグリセオフルビンの間のイオン及び疎水性相互作用を明らかにし,ペプチドと混合したときのグリセオフルビン毒性の低下を説明した。結論:我々の結果は,新しい薬剤として単独で,または活性を増強し,グリセオフルビンの毒性を低下させるためのアジュバントとして,高いポテンシャルを有する6つのペプチドを強く示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗かび薬の基礎研究 
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