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J-GLOBAL ID:202002237445083775   整理番号:20A0485094

インラインRb分離のための反応ガスとしてのN_2Oを用いた誘導結合プラズマタンデム質量分析による単一昆虫のような低Sr試料中のSr同位体の分析【JST・京大機械翻訳】

Analysing Sr isotopes in low-Sr samples such as single insects with inductively coupled plasma tandem mass spectrometry using N2O as a reaction gas for in-line Rb separation
著者 (9件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: e8604  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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原理:ストロンチウム同位体は一連の分野における起源の貴重なマーカーである。昆虫のような低質量試料中のSrの限られた量は,従来のSr同位体分析が多くの生態学的研究における地理的起源,あるいはバイオセキュリティのような応用におけるそれらの利用を妨げている。ここでは,Sr<100ngの昆虫におけるSr同位体を正確に定量するための反応ガスとしてN_2Oを用いた誘導結合プラズマタンデム質量分析(ICP-MS/MS)を用いることの実行可能性を試験した。【方法】ストロンチウム同位体を,反応ガスとして0.14L/分のN_2Oを用いて,溶液モードで定量し,Sr+をSr+に変換し,87Rbから87Srのインライン分離を行った。Sr同位体参照標準NIST SRM 987,NIST SRM 1570a,NIST SRM 1547を用いて精度と再現性を評価した。原理的応用として野生から集められた10昆虫種を,Sr濃度とSr同位体について分析した。結果:ICP-MS/MSを用いて,88Sr16O/86Sr16Oに基づく87Sr16O/86Sr16Oの内部質量バイアス補正が0.7101±0.012(RSD=0.17%),NIST SRM1570a~87Sr/86Sr比0.7100±0.009(RSD=0.12%)を与えることを初めて示した。NIST SRM 1547の最初の87Sr/~86Sr比は0.7596±0.0014である。ストロンチウム分析は0.25~0.5ppbのSrの0.8mLで行い,2~4ngのSrに等しかった。>99.8%の精度でのストロンチウム同位体分析は,少なくとも25ppbのRbを含む溶液まで87Rbから87Srのインライン分離により達成できる。結論:5mgの昆虫組織がSr同位体分析に必要である。この新しいICP-MS/MS法は,単一昆虫におけるSr同位体分析を可能にし,集団規模の研究が実行可能であり,バイオセキュリティのような時間的に重要な利用により可能な応用を可能にする。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機物質中の元素の物理分析  ,  有機化合物の各種分析 

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