抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・時間と空間への認識については,力学の基礎を作り上げたニュートンによる,絶対時間と絶対空間の考え方が長く認められており,相対性理論が実用的な意味を持ち始めるまでは人々はこれを利用。
・大航海時代では,陸の見えない海では,天体を目印にするしか方法がなく,出発点との経度差を知るには,出発点からの時間経過が正確に測れる時計が必須。
・これに成功したのが英国のハリソンであり,グリニッジ天文台が世界の子午線の基準となるのに貢献。
・産業革命等を経て,19世紀半ばになると国際標準の必要性が認識され,1875年にフランスに欧米30箇国の科学者が集まった計量に関する会議,1884年に米国ワシントンD.C.で開催された国際子午線会議を経て,長さ,重さ,時刻の世界標準が制定。
・その後,原子時計による新たな秒の定義,相対性理論も1960年台以降においてTime Systemが構築され,一般相対性理論に基づく力学が基礎理論。