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J-GLOBAL ID:202002237666204145   整理番号:20A0200583

Candida albicans SC5314はCaco-2細胞単層モデルにおいてNLRP3/NLRP6インフラマソーム発現を阻害し,ヒト腸バリア活性を低下させる【JST・京大機械翻訳】

Candida albicans SC5314 inhibits NLRP3/NLRP6 inflammasome expression and dampens human intestinal barrier activity in Caco-2 cell monolayer model
著者 (9件):
資料名:
巻: 126  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0144A  ISSN: 1043-4666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Candida albicansはヒト胃腸粘膜組織にコロニーを形成する日和見的真菌病原体である。腸上皮細胞および腸粘膜バリアにおける免疫応答に対するその影響は,まだ完全には理解されていない。本研究では,C.albicans SC5314(CA)または熱不活性化CA(CA-inact)による処理の有無にかかわらず,腸上皮細胞の単層モデルであるCaco-2細胞を調べた。RNA塩基配列決定を行い,NOD様受容体ピリンドメイン含有蛋白質3(NLRP3)またはNLRP6/ASC/カスパーゼ-1炎症性サイトカイン(インターロイキン-18[IL-18]およびIL-1β),抗微生物ペプチド(AMP,β-デフェンシン-2[BD-2],BD-3,およびLL-1)をリアルタイムPCR,ウェスタンブロット法および/または免疫蛍光顕微鏡法により調べた。Caco-2細胞上清におけるラクタターゼデヒドロゲナーゼ(LDH)活性を酵素速度論分析により測定した。著者らの結果は,NOD様受容体シグナル伝達経路が,全mRNA発現のマイクロアレイ分析により示されるように,CAおよびCAに感染したCaco-2細胞に関与することを示した。NLRP3,NLRP6,ASC,BD-2,BD-3,occluディン,およびZO-1の発現は,CAおよびCA-inactに感染したCaco-2細胞において,未処理対照におけるそれと比較して有意に減少した。IL-1β発現は,対照と比較してCA-およびCA-感染群の両方でCaco-2細胞において減少した。カスパーゼ-1およびIL-18レベルはCaco-2細胞においてCAまたはCA-inactによって著しく影響されなかった。著者らの知見は,CAがNLRP3およびNLRP6経路を阻害し,AMPおよびタイトジャンクション蛋白質の産生を減少させることにより,CA活性に依存しない,ヒト腸粘膜バリア活性を低下させることを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
サイトカイン  ,  遺伝子発現 

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