抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:骨痛霊方による肺癌骨転移疼痛モデルマウスの脛骨の核因子κB受容体活性化因子リガンド(RANKL)、オステオプロテゲリン(OPG)と単球走化性タンパク質-1(MCP-1)、シクロオキシゲナーゼ2(COX-2)を観察する。腫瘍壊死因子α(TNF-α)発現の影響を研究し、骨痛霊方による肺癌骨転移疼痛治療の潜在的作用機序を検討する。方法:80匹のマウスをランダムに偽手術群、モデル群、漢方薬群、西洋薬群、中西薬群に分け、各群16匹とした。Lewis肺癌の骨転移マウスモデルを樹立し、漢方薬群は骨痛霊方煎剤で胃内投与し、西洋薬群にはゾレドロン酸を腹腔内注射した。中西薬群は、骨痛霊方水煎液とゾレドロン酸水溶液を投与し、薬物用法用量は漢方薬群、西洋薬群と同じである。偽手術群とモデル群には、等用量の0.9%塩化ナトリウム注射液を投与した。脛骨のRANKL,OPGmRNAおよび蛋白質発現を,RT-PCRおよびウエスタンブロットによって検出し,そして,マウス脛骨におけるMCP-1,COX-2およびTNF-αの発現を,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により検出した。【結果】偽手術群と比較して,モデル群のRANKLmRNAと蛋白質発現は増加し,OPGmRNAと蛋白質発現は有意に減少した(P<0.05)。モデル群と比較して,漢方薬群,西洋薬群,および中西薬群のRANKLmRNAと蛋白質発現は有意に減少し,OPGmRNAと蛋白質発現は増加したが,RANKL/OPG比は有意に減少した(P<0.05)。偽手術群と比較して,モデル群におけるCOX-2,TNF-α,MCP-1の発現は,有意に増加した(P<0.05)。モデル群と比較して,COX-2,TNF-α,MCP-1の発現は,漢方薬群,西洋薬群,および中西薬群で有意に減少した(P<0.05)が,中西薬群はCOX-2,TNF-α,およびTNF-αを減少させた。MCP-1の発現は,相乗効果を示した(P<0.05)。結論:骨痛霊方はおそらく肺癌骨転移の炎症反応を抑制し、破骨細胞の活性化を抑制し、鎮痛作用を発揮する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】