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J-GLOBAL ID：202002237675096175   整理番号：20A0593140

転写に対するセクリン(PTTG1)のマイナー短イソ型の影響は完全イソ型の影響と有意に異なる【JST・京大機械翻訳】

The Influence of the Minor Short Isoform of Securin (PTTG1) on Transcription is Significantly Different from the Impact of the Full Isoform

著者 (8件)： Demin D. E. (Engelhardt Institute of Molecular Biology, Russian Academy of Sciences, Moscow, Russia) ,  Demin D. E. (Moscow Institute of Physics and Technology, Dolgoprudny, Moscow oblast, Russia) ,  Uvarova A. N. (Engelhardt Institute of Molecular Biology, Russian Academy of Sciences, Moscow, Russia) ,  Uvarova A. N. (Faculty of Biology, Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russia) ,  Klepikova A. V. (Kharkevich Institute for Information Transmission Problems, Russian Academy of Science, Moscow, Russia) ,  Klepikova A. V. (Belozersky Institute of Physico-Chemical Biology, Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russia) ,  Schwartz A. M. (Engelhardt Institute of Molecular Biology, Russian Academy of Sciences, Moscow, Russia) ,  Schwartz A. M. (Moscow Institute of Physics and Technology, Dolgoprudny, Moscow oblast, Russia)
資料名： Molecular Biology  (Molecular Biology)
巻： 54  号： 1  ページ： 43-50  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1081A  ISSN： 0026-8933  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PTTG1(脊椎動物セクリン)は分離阻害剤であり,DNA修復と転写を調節する。蛋白質は主にS期の後半とG2段階で発現した。anaphaseの開始により,securinはAPC/C複合体によりユビキチン化され,急速に分解される。PTTG1の発現増加は,腫瘍細胞の増殖と転移の増強と関連している。最近,我々は主なAPC/C認識部位(Dボックス)を欠く短いsecurinアイソフォームとエキソン3と4によりコードされるDNA結合ドメインを見出した。非同期細胞における短いアイソフォームのmRNAレベルは完全長のものの0.4~2%である。完全長蛋白質により制御されるいくつかの遺伝子を活性化する短いPTTG1アイソフォームの能力について以前に報告した。本研究では,短いおよび完全なsecurinアイソフォームの作用により発現が変化する遺伝子群をRNA配列決定を用いて決定した。mRNAレベルが両蛋白質イソ型により調節され,イソ型の1つのみが同定される遺伝子群が同定された。細胞の転写プログラムに及ぼすsecurinアイソフォームの影響のより詳細な研究のために,NF-Y転写調節因子サブユニットをコードするNFYB遺伝子を選択した。著者らのデータは,短いアイソフォームの過剰発現によって,NFYB mRNAのレベルが2.4±0.7倍減少した一方,完全なアイソフォームがNFYBの発現に有意に影響しないことを示した。securinの短いアイソフォームの2.2倍の抑制は,NFYB mRNAの発現を2.7±0.3倍増加させた。さらに,完全長securinのmRNA発現は2.7±0.4倍増加した。NFYBはPTTG1プロモーター領域と関連しているので,短いイソ型はこの転写因子のレベルを変化させることによりセクリンの主要アイソフォームの発現の調節に関与する可能性があることを示唆した。NFYBとPTTG1は腫瘍の発生と薬剤耐性の形成に関与するので,securinの短いアイソフォームがこれらの過程において重要な役割を果たしている可能性があると仮定した。このように,セクリンのマイナー短イソ型の機能的意義を示した。Copyright Pleiades Publishing, Inc. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ユビキチン化 ,  サブユニット ,  DNA修復 ,  複合体 ,  薬物耐性 ,  *mRNA ,  腫瘍 ,  腫瘍細胞 ,  タンパク質 ,  選択的スプライシング ,  プロモーター領域 ,  脊椎動物 ,  転写因子 ,  RNA【核酸】 ,  遺伝子

著者キーワード (6件)： PTTG1 ,  セクリン ,  選択的スプライシング ,  小イソ型 ,  転写調節 ,  NFYB

分類 (5件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発癌機序・因子  (GE02020C) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 転写 ,  セクリン ,  マイナー ,  イソ型