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J-GLOBAL ID:202002237684250276   整理番号:20A1192607

仙台における「もり(森/杜)の都」表記の変遷と緑の空間的実態変化との関係

The Relationship between the Changes of Notation “Mori no Miyako” and the Changes in Green Space in Sendai
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 499-502  発行年: 2020年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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仙台市(宮城県)は,今日,「杜の都」(森林都市とされる)という言葉で呼ばれていることで知られている。歴史的に,江戸時代の武士の屋敷林の集合体が森のように見え,その歴史的景観が呼称誕生に関連していると見なされている。森林の意味を持つ漢字の「森」は,徐々に他の性格を持つ「杜」に置き換えられるようになった。しかし,用語の背景と意味は不明である。本論の目的は,1)データベースを用いた「森」から「杜」への定量的変化を明らかにし,その転換点について検討することと,2)緑空間の変化を再検証し,表記と緑空間の変化との関係を考えることである。文献調査と緑空間の分析を実施した。その結果,1950年代の文献において表出の比率が逆転し,「杜の都」の用語利用数は2倍以上になった。さらに,仙台空襲により,緑空間の平面構造は点と線による緑の空間形態へと変容した。「杜の都」という表記は,最初の主唱者であった小林清治と現在の市役所のように,その利用者によって異なる緑空間を代表するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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公園,造園,緑化  ,  景観 
タイトルに関連する用語 (4件):
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