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J-GLOBAL ID:202002237785584331   整理番号:20A0581917

抗腫瘍薬の効率的送達のための小粒子サイズのリグニン-ヒスチジン複合体に基づく自己集合pH応答性高分子ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Self-assembled pH-responsive polymeric nanoparticles based on lignin-histidine conjugate with small particle size for efficient delivery of anti-tumor drugs
著者 (8件):
資料名:
巻: 156  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天然生体材料として,リグニンはパルプと製紙産業の廃棄物から主に得られ,石油系化学物質の代替となっている。リグニン系ナノ粒子は付加価値利用のための新しい可能性を提供する。本研究では,アミノ化リグニン-ヒスチジン複合体と10-ヒドロキシカンプトテシン,AL-His/HCPT NPに基づく新規pH応答性薬物負荷高分子ナノ粒子プラットフォームを自己集合により調製した。腫瘍細胞の酸性微小環境(エンドソーム:pH~5~6;リソソーム:pH~4~5)に基づいて,AL-His/HCPT NPsは,誘発薬物放出を達成するためのpH応答小分子であるヒスチジンによるpH応答性を成功裏に付与した。in vitroでの19時間のシミュレーション放出後,ナノ粒子の薬物放出量はpH7.2で39.1%,pH5.5で63.1%,pH4.5で72.5%であり,pH応答性を示した。一方,NPは比較的小さい粒子サイズ(~40nm)を有し,これは抗腫瘍ナノキャリアにとって重要である。それは,大きな生体適合性,良好な薬物負荷性能(~15.57wt%),および効果的な細胞取り込み(純粋なHCPTの約2倍)によって特徴付けられる。4T1担癌マウスモデルにおいて,NPsで処理された群は,優れた抗腫瘍効果(腫瘍成長阻害率:純粋なHCPTの約2倍)を示し,副作用を減少させた。これらの結果は,AL-His/HCPT NPsがドラッグデリバリーにおいて大きな応用の可能性を有することを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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酵素の応用関連 

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