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J-GLOBAL ID:202002237801781514   整理番号:20A0293613

ドキソルビシンとその催不整脈効果:実験的および臨床的研究からの証拠の包括的レビュー【JST・京大機械翻訳】

Doxorubicin and its proarrhythmic effects: A comprehensive review of the evidence from experimental and clinical studies
著者 (10件):
資料名:
巻: 151  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0326B  ISSN: 1043-6618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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健康と社会経済に関する癌負担は非常に高く,2018年に世界的に報告された1000万以上の新しい事例がある。癌患者を管理する金融コストは,個人と社会レベルの両方に大きな経済的影響を持つ。現在,多くの化学療法剤が種々の悪性腫瘍の治療に利用可能である。これらの薬剤の1つは,1960年代にStreptomyces peucetiusから分離されたドキソルビシンである。ドキソルビシンは,悪性細胞を除去するのに効果的であることが良く証明されている証拠があるので,多くの設定における主要な化学療法レジメンとして他の薬剤との併用で頻繁に投与されている。ドキソルビシンはDNAインターカレーションとトポイソメラーゼ阻害を介してその抗腫瘍特性を発揮する。それはまた,ある種の細胞内分子との酸化還元反応に敏感なキノン部分を含み,それにより活性酸素種の生成をもたらす。ドキソルビシン曝露後の酸化ストレスは,その良く記録された心毒性の原因であり,心収縮性を損ない,最終的に欝血性心不全をもたらす。心臓に対するその悪影響を示す累積的証拠にもかかわらず,ドキソルビシンと心臓不整脈の間の機構的関連に関する情報は限られている。また,ドキソルビシンが催不整脈効果を引き起こすことを示唆する証拠がある。癌患者におけるいくつかの症例報告および研究は,ドキソルビシンに対する多くの不整脈イベントに起因しており,その一部は完全な心臓ブロックおよび心室細動のような生命を脅かしている。本レビューにおいて,心臓電気生理学的性質に及ぼすドキソルビシンの影響を研究する以前の研究からのドキソルビシンと関連した潜在的な不整脈合併症に関する報告を包括的に要約し,考察した。in vitro,in vivo,ex vivo,及び臨床研究からの一貫性と議論のある知見を示し,ドキソルビシンの効果に関する機構的洞察も論じた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究 

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