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J-GLOBAL ID:202002237961425160   整理番号:20A0542166

ウィスターラットの慢性収縮坐骨神経におけるブロメライン逆電解質不均衡【JST・京大機械翻訳】

Bromelain reversed electrolyte imbalance in the chronically constricted sciatic nerve of Wistar rats
著者 (2件):
資料名:
巻: 393  号:ページ: 457-467  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0140A  ISSN: 0028-1298  CODEN: NSAPCC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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感覚神経系における電解質の障害は,疼痛性神経障害における痛覚過敏性および異痛性症状の発達と維持に起因している。本研究では,ラットの慢性収縮坐骨神経(神経障害性疼痛モデル)における電解質不均衡に及ぼすブロメラインの影響を調べた。本研究では,Wistarラット40匹を用い,von Freyフィラメント,尾部浸漬およびアセトン噴霧試験を用いて,Wistarラットにおける異痛性および熱性痛覚過敏症状を評価した。ナトリウムイオン(Na+),カリウムイオン(K+),カルシウムイオン(Ca2+)および塩化物イオン(Cl-)濃度ならびにナトリウム-カリウムおよびカルシウム電気発生ポンプ(Na-K ATPアーゼおよびCa ATPアーゼ)活性を分光測光法を用いて推定した。ブロメラインは坐骨神経慢性収縮損傷(snCCI)群と比較してNa+とCa2+濃度の上昇を有意に(p<0.05)逆転させた(それぞれ35.68±1.71対44.46±1.24mg/ml蛋白質と1.06±0.19対6.66±0.03mg/ml蛋白質)。また,K+(0.84±0.02対0.36±0.05mg/ml蛋白質)およびCl-(18.51±0.29対15.82±0.21mg/ml蛋白質)のレベルの有意な増加があった(p<0.05)。ブロメラインは,snCCIと比較してCa2+電気発生ポンプの活性を有意に低下させた。したがって,本研究は,ブロメラインが坐骨神経の慢性収縮損傷における電解質不均衡を軽減し,これがブロメラインの抗侵害作用に対する重要な機構であることを示唆する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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向精神薬の基礎研究  ,  末梢神経系 

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