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J-GLOBAL ID：202002237992291845   整理番号：20A2118482

生物統計学講座(5)-等分散検定-

著者 (1件)： 小林克己 (慶応大 総合政策)
資料名： 畜産の研究  (Sustainable Livestock Production and Human Welfare)
巻： 74  号： 10  ページ： 827-835  発行年： 2020年10月01日 
JST資料番号： G0644A  ISSN： 0009-3874  CODEN： CKNKAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・実験動物などの毒性検定や生物検定から得られた定量値の群間差を解析するさいに使用される等分散検定の種類,解析方法や必要性についての紹介。
・多群間の分布に違いを検定する目的で実施されるBartlettの等分散検定とLeveneの等分散検定の解説。
・等分散の検出力の比較では,他の2種の検定を含めた4検定のうちで最も検出力が高いのがBartlett検定。
・等分散検定を行った結果,等分散ならt検定,不等分散ならWelch検定を行うことが必要で,正規性の検定には,Shapiro-Wilk検定を実施。

シソーラス用語： *生物統計学 ,  *仮説検定 ,  毒性試験
準シソーラス用語： Bartlettの等分散検定 ,  Leveneの等分散検定 ,  Shapiro-Wilk検定 ,  t検定 ,  Welch検定 ,  群間差 ,  検出度 ,  正規性の検定 ,  生物検定 ,  *等分散検定

分類 (1件)： 統計学  (AB08000H)

引用文献 (13件)：

• 青木繁伸 (2007): http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/JavaScript/ (2020-5-20確認)
• 小林克己 (2018): 定量値の統計解析に等分散検定は必要か? 畜産の研究, 72(5), 325-331.
• 吉村 功 (編) (1987): 毒性・薬効データの統計解析. サイエンティスト社, 東京.
• Aldana Lizet, Bacardí Dania, Merino Nelson, Cosme Karelia, Porras Delia, Carreras Irma, Alíl Alfonso, Suárez José, Vázquez Ariel, and Cruz Yaí (2005): Safety evaluation of granulocyte colony-stimulating factor obtained at CIGB. Biotecnología Aplicada, 22, 50-53.
• Finney, D. J. (1995): Thoughts suggested by a recent paper: Questions on non-parametric analysis of quantitative data (letter to editor). J. Toxicol. Sci., 20, 165-170.

タイトルに関連する用語 (2件)： 生物統計学 ,  検定