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J-GLOBAL ID：202002238187320532   整理番号：20A0322410

老化:縦断的ディーププロファイリングにより明らかになった個別老化マーカーとエイジオタイプ

Personal aging markers and ageotypes revealed by deep longitudinal profiling

著者 (9件)： AHADI Sara (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  ZHOU Wenyu (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  ROSE Sophia Miryam Schuessler-Fiorenza (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  SAILANI M. Reza (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  CONTREPOIS Kevin (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  AVINA Monika (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  ASHLAND Melanie (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  BRUNET Anne (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  SNYDER Michael (Dep. of Genetics, Stanford Univ. School of Medicine, Stanford, CA, USA)
資料名： Nature Medicine  (Nature Medicine)
巻： 26  号： 1  ページ： 83-90  発行年： 2020年01月 
JST資料番号： W0636A  ISSN： 1078-8956  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 老化と共に起こる分子的変化は,十分理解されていない。今回我々は,29歳から75歳までの106人の健常者について,縦断的なディープマルチオミクスプロファイリングを行い,転写産物,タンパク質,代謝物,サイトカイン,微生物,臨床検査値などを含むさまざまなタイプの「オミクス」測定値が,老化とどのように相関するのかを調べた。老化に関連する既知のマーカーと新規のマーカーの両方に加えて,インスリン抵抗性の被検者をインスリン感受性の被験者と比較することで老化に固有の分子パターンが明らかになった。縦断的セッティングでは,2~3年という短い時間枠でレベルが変化する個別の老化マーカーを特定した。また,個人ごとに異なる老化パターンが明らかになり,これは「エイジオタイプ(ageotype)」と命名された。これは,個々人で時間経過とともに変化する数種類の分子経路に基づくものである。エイジオタイプは,個々の老化の分子レベルでの評価となる可能性があり,ライフスタイルや病歴を反映していて,こうした情報は究極的には,老化過程の監視と介入に役立つかもしれない。Copyright Nature Japan KK 2020

シソーラス用語： ライフスタイル ,  代謝産物 ,  タンパク質 ,  サイトカイン ,  *老化 ,  インスリン抵抗性 ,  微生物
準シソーラス用語： 分子経路 ,  インスリン感受性 ,  被験者 ,  オミックス ,  臨床データ ,  転写産物 ,  健常者 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 老化 ,  老化マーカー