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J-GLOBAL ID:202002238258001466   整理番号:20A1130233

非ヒト霊長類における凝固因子VIIレベル低下の抗止血および抗血栓効果の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of the Antihemostatic and Antithrombotic Effects of Lowering Coagulation Factor VII Levels in a Non-human Primate
著者 (18件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 179-187  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4147A  ISSN: 1865-5033  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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血液凝固の外因性経路の成分である組織因子(TF)と因子(F)VIIは,損傷に応じた止血プラグ形成に必須である。先天性FVII欠損を有するヒトにおける観察データは,FVIIレベルの有意な低下においてさえ持続的血栓性および出血リスクを示唆するので,血栓症の伝播におけるそれらの役割はより明確ではない。非ヒト霊長類モデルを用いて血栓形成と止血に対するFVIIの寄与を明らかにすることを目的とした。【方法】著者らは,FVIIアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)によってbaboonを治療し,コラーゲンまたはTf被覆血管移植片の内側および遠位における血小板およびフィブリン沈着を測定した。出血時間(BT)とプロトロンビン時間(PT)を測定することにより止血を評価した。エノキサパリンと賦形剤処理を対照とした。結果:FVI-ASO処理はFVIIレベルを95%低下させ,PTとBTの両方を有意に増加させた。FVIIレベルの低下は,コラーゲンまたはTf被覆移植片における血小板沈着を減少させず,移植片に遠位の血栓またはコラーゲンおよびTf被覆移植片のフィブリン含有量を低下させなかった。FVIIレベルの低下は,Tf被覆移植片の遠位血栓尾部における60分での血小板沈着の中等度25%減少と関連していた。結論:ASOの方法によるFVII阻害は,血栓症が血管壁表面関連TF曝露により開始される時,抗血栓効果のみを示す一方で,止血を著しく損なうことができる。Copyright Biomedical Engineering Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
血液の基礎医学  ,  循環系の基礎医学  ,  血液の疾患 

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