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J-GLOBAL ID:202002238278245200   整理番号:20A0577249

人工血管移植片におけるナノ厚タンタル層の取り込みにより誘導される内皮細胞活性の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhanced endothelial cell activity induced by incorporation of nano-thick tantalum layer in artificial vascular grafts
著者 (12件):
資料名:
巻: 508  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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拡張ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)は,繊維構造,化学的安定性,物理的ロバスト性,および非毒性の独特の利点により,人工血管移植材料として成功裏に使用されてきた。しかしながら,その高度に疎水性の表面性質から生じる不十分な内皮細胞親和性は,初期血栓形成と新生内膜過形成の発生を誘導し,長期開存率を低下させる。本研究では,スパッタリングに基づくプラズマ浸漬イオン注入(S-PIII)と呼ばれる新しい急速表面改質法を示し,ePTFE表面上に良好な血管応答を誘導した。この技術は,生物学的に適合するタンタル(Ta)のePTFE表面への急速なイオン注入を可能にし,構造欠陥やePTFEの繊維状形態の損失なしに,ナノ厚さのTaリッチ表面層(<30at.%)を生成する。その生物学的に不活性な化学構造や強い疎水性のようなePTFEの表面特性は,S-PIII処理後にかなり改善され,内皮細胞(EC)の接着,拡散,増殖により有利である。特に,裸のePTFE表面と比較して,Ta注入ePTFEは抗血栓形成性を有し,その表面上での血小板接着と活性化を抑制する。イヌ大動脈バイパスモデルによるin vivoパイロット研究から,Ta注入ePTFEは,内腔表面を覆うEC単層の急速形成を伴う初期血栓症を実質的に抑制することを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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医用素材 

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