抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】急性CO中毒の遅発性脳症(DEACMP)モデルにおけるMorris水迷路の定位的ナビゲーション実験の価値を調査する。【方法】成体雄SD系ラットを選択し,Morris水迷路の定位航法訓練により,60秒以上にプラットフォームのSDラットを取り除き,SDラット108匹を選別し,DEACMP群(純品COガスを腹腔内注射)に無作為割付した。空気群(空気注入),ブランク群(前処理なし),各群36匹。3群を6つの亜群(モデリング前、造形後1日目、7日目、14日目、21日目、28日目)に分け、各亜群6匹とした。モリス水迷路(HbCO)の濃度を,最初の2時間から24時間までモニターし,そして,Morris水迷路の定位航法試験を6つのスクリーニング時点で実施し,DEACMPラットの認知機能を検査し,DEACMPモデルを選別した。同時にラット脳組織のパラフィン切片を作製し、海馬CA3区の変性壊死のニューロンを観察した。結果:(1)DEACMP群の平均潜伏期はブランク群、空気群に比べ、モデル作成前、モデル作成後1日目、7日目で統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)が、14日目、21日目、28日目にいずれも空白群、空気群より長かった(P<0.05)。(2)HE染色により海馬CA3領域のニューロン変性壊死を観察し、この変性壊死ニューロンを陽性細胞とした。DEACMP群の陽性細胞計数はブランク群、空気群に比べ、モデル作成前、モデル作成後1日目、7日目で統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)が、14日目、21日目、28日目には空白群、空気群より多かった(P<0.05)。(3)Pearson相関分析では、DEACMP群の暴露前後の異なる時間帯の平均潜伏期と陽性細胞数の間に正の相関があった(r=0.915、P<0.001)。【結論】Morris水迷路の定位航行実験は,DEACMPラットの認知機能を簡易に検出するための信頼できる方法である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】