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J-GLOBAL ID:202002238416268290   整理番号:20A2761747

緊張性気胸に類似した食道癌に対する全胃食道切除術後の胸部胃症候群:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Thoracic stomach syndrome after whole-stomach esophagectomy for esophageal cancer mimicking tension pneumothorax: a case report
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1-5  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7518A  ISSN: 1752-1947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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呼吸不全の突然発症は集中治療室における最も恐怖な症状の1つである。呼吸不全の鑑別診断の中で,緊張気胸は,胸部腔から空気を排出する即時侵襲性介入を必要とする生命を脅かす疾患である。しかし,食道癌に対する全胃食道切除術の後,緊張気胸のそれらに類似した徴候を有する他の病因も考慮されるべきである。全胃再建術による食道切除術後,緊張気胸を模倣した胸部胃症候群患者の稀な症例を報告する。49歳のアジア人女性が,鎮静下および挿管下,全胃再建を伴う食道癌に対する食道切除術後,著者らの集中治療室に入院した。初期安定バイタルサインにもかかわらず,患者は急速に頻脈,低血圧および低酸素飽和を発症した。胸部X線撮影は縦隔シフトを明らかにし,緊張気胸の推測的診断を導いた。したがって,吸引カテーテルを右胸膜腔に挿入した。しかし,患者の臨床症状は改善しなかった。胸部コンピュータ断層撮影を行い,近隣の肺実質を圧迫する有意に分散した再建胃を明らかにした。患者の呼吸は経鼻胃管配置直後に改善した。処置後,患者を抜管した。緊張気胸と同様に,胸部胃症候群は胸腔から空気の即時ドレナージを必要とする。しかし,張力気胸とは異なり,この状態は経鼻胃管挿入を必要とし,それは蓄積空気を安全に除去する唯一の方法であり,経皮的ドレナージにより発生する可能性のある合併症を回避する。患者安全性については,X線撮影誘導が必要であっても,全胃再建術で食道切除術後に経鼻胃管を留置するのは臨床的に重要である。加えて,臨床医は,全胃食道切除術後の呼吸不全の鑑別診断の1つとして,胸部胃症候群を考慮すべきである。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの外科療法 
引用文献 (8件):
  • PLoS One; Gastric-tube versus whole-stomach esophagectomy for esophageal cancer: a systematic review and meta-analysis; W Zhang, D Yu, J Peng, J Xu, Y Wei; 12; 2017; 10.1371/journal.pone.0173416; citation_id=CR1
  • Ir J Med Sci; Tubular stomach or whole stomach for esophagectomy through cervico-thoraco-abdominal approach: a comparative clinical study on anastomotic leakage; YS Shu, C Sun, WP Shi, HC Shi, SC Lu, K Wang; 182; 2013; 477-480; 10.1007/s11845-013-0917-y; citation_id=CR2
  • Med Oncol; Methods of reconstruction after esophagectomy on long-term health-related quality of life: a prospective, randomized study of 5-year follow-up; M Zhang, Q Li, HT Tie, YJ Jiang, QC Wu; 32; 2015; 122; 10.1007/s12032-015-0568-0; citation_id=CR3
  • Scand J Surg; Comparison of the health-related quality of life in patients with narrow gastric tube and whole stomach reconstruction after oncologic esophagectomy: a prospective randomized study; M Zhang, QC Wu, Q Li; 102; 2013; 77-82; 10.1177/1457496913482234; citation_id=CR4
  • Ann Emerg Med; Congenital diaphragmatic hernia presenting as massive gastrothorax; HS Snyder, DF Salo, PH Kelly; 19; 1990; 562-564; 10.1016/S0196-0644(05)82190-0; citation_id=CR5
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