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J-GLOBAL ID:202002238654238934   整理番号:20A0288769

GC-MSと組み合わせた加速溶媒抽出:鉱山尾鉱中のフタル酸塩の定量と化合物特異的安定同位体分析のための便利な技術【JST・京大機械翻訳】

Accelerated solvent extraction combined with GC-MS: A convenient technique for the determination and compound-specific stable isotope analysis of phthalates in mine tailings
著者 (10件):
資料名:
巻: 153  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ガスクロマトグラフィー-質量分析(ASE)と組み合わせた加速溶媒抽出(ASE)に基づいて,鉱山尾鉱中のフタル酸ジメチル(DMP),フタル酸ジエチル(DEP),フタル酸ジブチル(DBP)及びフタル酸ジエチル(DEHP)を含む4種のフタル酸エステル(PAEs)を検出するための信頼できる簡単で迅速な方法を開発した。抽出溶媒の選択,温度,抽出時間および抽出サイクル数を含む抽出パラメータの評価は,ジクロロメタン,120°C,3分および2サイクルがそれぞれ最適であることを示した。これらの条件下で,検出限界(LOD)と定量限界(LOQ)値は,それぞれ1.2~2.0μgkg(-1)と3.0~4.6μgkg(-1)の範囲にあり,分析データの精度,RSD≦7.0%を測定した。この方法を用いて,PAEs添加鉱山尾鉱試料(各検体の100μg kg(-1))を分析した。71.3~77.1%,100~110%,105~116%および101~115%の許容できる回収率が,それぞれ,DMP,DEP,DBPおよびDEHPに対して得られた。鉱山尾鉱池から採取した実試料中のPAEsの抽出に本法を成功裏に適用した。最後に,安定なCおよびH同位体分析を,同位体比MSに結合したGCを用いて行い,標的分析物のHおよびC同位体組成に及ぼすASE法の影響を調べた。結果は,ASE手順が化合物の有意な同位体分別をもたらさないことを示した。全体として,この方法の主な利点は,自動操作,高感度,短い抽出時間,少ない溶媒消費,および種々の検出装置との適合性である。CSIAと組み合わせて,鉱山尾鉱環境における標的PAEsの分解機構を研究するのに用いることができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉱物・岩石・鉱石の物理分析  ,  抽出 

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