文献

J-GLOBAL ID：202002238970754117   整理番号：20A0539746

スパース表現に基づくCoded Exposure Photographyの高速化について

Acceleration of Sparse Representation Based Coded Exposure Photography

著者 (2件)： 都竹千尋 (福井大学 工学研究科) ,  吉田俊之 (福井大学 工学研究科)
資料名： 映像情報メディア学会誌(Web)  (Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (Web))
巻： 74  号： 1  ページ： 198-207(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0261A  ISSN： 1881-6908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Coded Exposure Photography(CEP)は,被写体や撮像系の動きに起因するぼけを効率的に除去可能な画像復元手法として知られている.しかしながら,CEPには観測雑音に対するロバスト性が低い問題があり,著者らは画像のスパース表現に基づく新たなCEPを提案して,その問題を解決している.この手法では,画像復元を最小化問題として定式化しニュートン法に基づく反復解法を用いて解いているが,その一反復に大規模な連立方程式の求解を含むため膨大な計算量を必要とする.そこで本論文では,Alternating Direction Method of Multipliers(ADMM)法に基づく新たな反復解法を提案し,計算量の低減を試みる.実験により,計算効率の観点から本手法の有効性を示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *画像復元 ,  *逐次近似 ,  データ表現 ,  データ構造 ,  画像ぼけ ,  雑音安定度 ,  最小化問題 ,  Newton-Raphson法 ,  計算量
準シソーラス用語： Newton法 ,  スパース表現 ,  観測雑音 ,  雑音耐性 ,  *反復解法

著者キーワード (8件)： Coded Exposure Photography ,  画像復元 ,  ぼけ除去 ,  スパース表現 ,  ADMM ,  計算量 ,  Coded Exposure Photography ,  ADMM

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (25件)：

• 1) R. Raskar, A. Agrawal, and J. Tumblin: “Coded Exposure photography: Motion Deblurring Using Fluttered Shutter”, ACM Trans. Graph., 25, 3, pp.795-804 (2006)
• 2) P. Jansson: “Deconvolution of Image and Spectra”, Academic Press (1997)
• 3) Y. Tendero, J.-M. Morel, and B. Rougé: “The Flutter Shutter Paradox”, SIAM J. Imaging Sci., 6, 2, pp.813-847 (2013)
• 4) A. Agrawal and Y. Xu: “Coded Exposure Deblurring: Optimized Codes for PSF Estimation and Invertibility”, in Proc. IEEE Int. Conf. Comput. Vis. Pattern Recognit. (CVPR), pp.2066-2073 (2009)
• 5) S. McCloskey, Y. Ding, and J. Yu: “Design and Estimation of Coded Exposure Point Spread Functions”, IEEE Trans. Pattern Anal. Mach. Intell., 34, 10, pp.2071-2077 (2012)

タイトルに関連する用語 (2件)： スパース表現 ,  高速化