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J-GLOBAL ID：202002238999192993   整理番号：20A2693560

日本におけるクロス積層木材生産の環境影響【JST・京大機械翻訳】

Environmental impacts of cross-laminated timber production in Japan

著者 (4件)： Nakano Katsuyuki (College of Policy Science, Ritsumeikan University, Osaka, Ibaraki, Japan) ,  Koike Wataru (Environmental Control Center Co. Ltd, Hachioji, Tokyo, Japan) ,  Yamagishi Ken (Sustainable Management Promotion Organization (SuMPO), Chiyoda, Tokyo, Japan) ,  Hattori Nobuaki (Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo, Japan)
資料名： Clean Technologies and Environmental Policy  (Clean Technologies and Environmental Policy)
巻： 22  号： 10  ページ： 2193-2205  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1208B  ISSN： 1618-954X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本は,2010年以降,様々なタイプの建物で木材を使用する政策を促進した。交差積層木材(CLT)は工学木材製品の1つであるので,この政策の下で日本ではCLT生産量が増えている。本研究の目的は,日本におけるCLT生産のための一般的なライフサイクルアセスメントデータを作成し,CLT生産の環境影響を低減するための対策を提案することである。システム境界は材料生産からCLT生産(かごからゲート)を含む。3つの主要な日本の企業における運用データを2018年度に収集した。評価した環境影響カテゴリーは,気候変動,オゾン層枯渇,富栄養化,酸性化,光化学オキシダント,土地占有,および土地変換である。結果は,木材薄板生産に使用される電力が気候変動に最も大きな影響を持ち,丸材生産が2番目に大きいことを示した。感度解析は,乾燥プロセス中の化石燃料の使用がCLTの環境影響を大きく増加させることを明らかにした。鋸屑のためのバイオマスボイラの導入を促進する政策は,環境影響を低減するのに適している。CLTが30年以上使用されるならば,一時的炭素貯蔵による温室効果ガス削減は,CLT生産のものより大きいであろう。また,CLTを用いて建物の寿命を延ばし,CLTパネルの再利用を通して長期間にわたってCLTを用いて,大気への生物起源炭素の放出を回避することを推奨した。グラフ抽象;Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電力 ,  *集成材 ,  鋸屑 ,  *木材 ,  木製品 ,  建築材料 ,  炭素 ,  富栄養化 ,  気候変動 ,  土地 ,  化石燃料 ,  生産量 ,  *環境影響 ,  ライフサイクルアセスメント ,  二酸化炭素貯留 ,  評価

著者キーワード (6件)： 建築材料 ,  クロス積層木材(CLT) ,  人工木材 ,  環境影響 ,  ライフサイクルアセスメント(LCA) ,  プレカット

分類 (2件)： 改良木材  (FF05033J) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本 ,  積層木材 ,  環境影響