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J-GLOBAL ID:202002239118621685   整理番号:20A0463564

北極海の海洋酸性化

Arctic Ocean Acidification
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 173-182(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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北極海は特に海洋酸性化に脆弱であると考えられている。ここでは,地域の変動性に重点を置き,北極海における海洋酸性化の脆弱性の理由,状態および将来展望の現在の理解を要約した。一般に,北極海は,その低温と種々の淡水源による希釈のために,添加される二酸化炭素に対して,低い炭酸カルシウム飽和状態(Ω)と低いpH緩衝能を持つ。沿岸大陸棚地域において,局所的な物理的および生物地球化学的プロセス,例えば河川流出および高い生物活性,は各海域におけるΩおよびpHを特徴化する。最近の気候変動はこれらの過程のそれぞれに影響し,北極海における海洋酸性化を複雑にする。高い注目度にもかかわらず,長期観測は北極海の大部分でまだ不十分である。北極海の理解とモニタリングは,海洋酸性化の生物地球化学的結果と現在生じている気候変動に関する多くの知識を提供し,海洋の将来をより良く予測する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  その他の同位体地球化学 
引用文献 (46件):
タイトルに関連する用語 (2件):
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