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J-GLOBAL ID:202002239331463952   整理番号:20A1098734

トランスクリプトーム解析と機能検証は感染関連発生と宿主侵入を促進することにより真菌病原性を増強する新規遺伝子BCCGF1を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Transcriptome analysis and functional validation reveal a novel gene, BcCGF1, that enhances fungal virulence by promoting infection-related development and host penetration
著者 (13件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 834-853  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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宿主植物と病原体の両方の同時トランスクリプトーム分析と同定された差別的に発現した遺伝子(DEG)の機能的検証は,それらの相互作用の基礎となる機構をより良く理解することを可能にする。ここでは,接種後24時間でBotrytis cinerea(灰色かびの病原菌)感染トマト葉から誘導された混合トランスクリプトームを分析し,病原体が葉表皮に浸透し,発達した重要な時点であるが,壊死症状はまだ現れていない。著者らの分析は,トマト-B. cinerea相互作用に関与する遺伝子の複雑なネットワークを同定した。候補エフェクタをコードする真菌転写産物の発現,二次代謝産物生合成の酵素,ホルモン及び活性酸素種(ROS)産生,及びオートファジー関連蛋白質はアップレギュレーションされ,これらの遺伝子が初期感染過程に関与することを示唆した。具体的には,フィトアレキシン生産,ストレス応答,ATP結合カセット輸送体,病原関連蛋白質およびWRKY DNA結合転写因子に関与するトマト遺伝子がアップレギュレーションされた。遺伝子置換及び病原性アッセイによりいくつかのB. cinerea DEGを機能的に調べ,BcCGF1が分生子発芽,分生子形成,感染構造形成,宿主侵入及びストレス適応の調節を介して真菌発生及び病原性を仲介する新規病原性関連因子であることを示した。菌類の感染関連の発生はBcCGH仲介ROS産生により制御され,外因性cAMPは変異体感染関連発生を回復させた。著者らの知見は,病原体攻撃と宿主防御の同時戦術の解明への新しい洞察を提供する。菌類の病原性の仲介におけるBcCGF1の系統的解明は,真菌病制御のための新しい標的を開く可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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