文献

J-GLOBAL ID：202002239432613885   整理番号：20A1083577

大河川氾濫原の潜在的自然植生-動的平衡から静的平衡へ【JST・京大機械翻訳】

The potential natural vegetation of large river floodplains - From dynamic to static equilibrium

著者 (6件)： Ochs Konstantin (Forest Research Centre, Instituto Superior de Agronomia, University of Lisbon, Lisbon, Portugal) ,  Egger Gregory (Department of Wetland Ecology, Karlsruhe Institute of Technology, Karlsruhe, Germany) ,  Weber Arnd (Department of Vegetation Studies & Landscape Management, Federal Institute of Hydrology, Koblenz, Germany) ,  Ferreira Teresa (Forest Research Centre, Instituto Superior de Agronomia, University of Lisbon, Lisbon, Portugal) ,  Householder John Ethan (Department of Wetland Ecology, Karlsruhe Institute of Technology, Karlsruhe, Germany) ,  Schneider Matthias (sje - Ecohydraulic Engineering GmbH, Stuttgart, Germany)
資料名： Journal of Hydro-Environment Research  (Journal of Hydro-Environment Research)
巻： 30  ページ： 71-81  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2369A  ISSN： 1570-6443  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 潜在的自然植生(PNV)は,非常に少ない自然参照が存在するので,大きな河川氾濫原の回復のための有用なベンチマークである。概念的な違いにもかかわらず,専門的なアプローチと異なるタイプの生態学的モデル(静的および動的)がその推定に一般的に使用されている。自然氾濫原に対しては,自然擾乱が遷移の一定のリセットを引き起こすので,PNVの静的概念は合理的ではない。しかし,様々な形態の河川規制は,数世紀にわたって最も大きなヨーロッパの河川の自然動力学を破壊した。したがって,継承動力学と時間依存性生息場所ターンオーバーの考慮がPNVの再構築のための依然として関連する因子であるかどうかを求めた。これに答えるために,PNV再構成のための異なる統計学的および専門的モデル化アプローチに対する規制(損傷,矯正および堤防保護)後の上部Rhine川のセグメントの植生遷移(1872~2016)のシミュレーション結果を比較した。独立参照プロットのセットに対する異なるPNV推定法の検証とそれらの結果の直接比較は非常に類似した性能を明らかにした。したがって,大きな擾乱の欠如により,規制された大河川の植生は変化した水文体制により近平衡状態に達し,そのPNVの静的知覚が正当化される可能性があると結論した。その結果,統計モデルは,それらが比較的少ない資源(データ,時間,専門知識)を必要とし,再現性があるので,その再構成のための最良の選択肢であると思われる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  *河川 ,  堤防 ,  *氾濫原 ,  ヨーロッパ ,  ターンオーバー ,  統計模型 ,  生態学 ,  生息場所 ,  ベンチマーク ,  平衡状態
準シソーラス用語： 植生遷移 ,  推定法 ,  *大河川 ,  *氾濫 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 潜在的自然植生 ,  PNV ,  河岸植生 ,  氾濫原 ,  モデリング ,  大河川

分類 (2件)： 河川調査・計画  (RC12020M) ,  水理学一般,水理実験  (RC10011E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大河川 ,  氾濫原 ,  動的平衡 ,  静的平衡