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J-GLOBAL ID:202002239486638829   整理番号:20A1858494

N結合グリカン分析のための負イオン質量分析【JST・京大機械翻訳】

NEGATIVE ION MASS SPECTROMETRY FOR THE ANALYSIS OF N-LINKED GLYCANS
著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号: 5-6  ページ: 586-679  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0910A  ISSN: 0277-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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糖蛋白質からのN-グリカンは,構造決定が多くの分析問題を示す複雑な分枝構造である。質量分析は,通常,正イオンモードで行われ,通常,必要な構造修復フラグメントイオンを提供するために,ペルメチル化のような誘導体化によって,しばしば広範な試料操作を必要とする。より新しいが,これまで,あまり利用されていない負イオン技術は,これらの化合物の分析を大きく単純化し,通常,誘導体化を必要とせずに実施できる,正イオンスペクトルに存在しない構造情報を豊富に提供した。本レビューは,N結合グリカンの構造分析のための負イオン質量分析の使用を記述し,この操作モードによって得られる多くの利点を強調する。化合物の生合成と構造を,蛋白質からグリカンを放出する方法に従って記述した。イオン化の方法をマトリックス支援レーザ脱離/イオン化(MALDI)と中性化合物から負イオンを生成する方法に重点を置いて考察した。酸性グリカンは,ほとんどのイオン化条件下で脱プロトン化種を与える。負イオンのフラグメンテーションは,グリカンの分岐トポロジーやフコースや硫酸塩のような部分の置換位置のような特異的特徴に対する診断であるこれらのイオンに対して,特に,正イオンフラグメンテーションやエキソグリコシダーゼ消化のような従来の技術によって容易に同定するのが困難な特徴である。この構造研究に対する正イオンに対する負の利点を,他のすべての方法が構造を生成することができなかった一連のグリカンの例によって強調した。誘導体化グリカンのフラグメンテーションを,分子の還元末端での誘導体に関して,また,MALDI分析に対してそれらを安定化し,中性グリカンで認められる診断フラグメントを生産するために,シアル酸上の酸性基の中和のための方法に関して,次に議論した。従来の質量分析と組み合わせたイオン移動度の利用を,フラグメンテーションの前と後の清浄なグリカンスペクトルの抽出,異性体の分離と分離フラグメントイオンからの付加的情報の抽出への利用に重点を置いて記述した。応用のセクションは,特定の糖蛋白質の構造同定,ウイルスからのグリカン,およびバイオ医薬品産業および医学における使用のための負イオンの使用をリストする,より低い生物および表からの新規構造の同定の例に従う。レビューは,技術の長所と短所の要約で結論を下した。質量Spec Rev.Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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質量分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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