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J-GLOBAL ID:202002239559232084   整理番号:20A0385972

土壌微生物群集と2つの土壌媒介病原菌の存在量に及ぼす異なる藁マルチ周波数による長期不耕起の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of long-term no-tillage with different straw mulching frequencies on soil microbial community and the abundances of two soil-borne pathogens
著者 (14件):
資料名:
巻: 148  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0756A  ISSN: 0929-1393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,異なる藁マルチ頻度(3年ごとに0,1,2回,3回)による長期無耕うんが土壌微生物群集組成,共出現パターン,2つの病原性菌類(Fusarium graminとFusarium moniliforme)の豊度に影響するか否かを評価した。土壌サンプルを,中国北東部の長期耕うん実験圃場(2007年に開始)から,2017年4月,6月,8月および10月に採取した。土壌微生物群集構成と病原性真菌豊度を,それぞれ高処理配列決定と定量的PCRを用いて測定した。結果は,不耕起と藁マルチが,従来の耕うんと比較して,門と属レベルで細菌と菌類の相対豊度に有意な変化を引き起こし,細菌と真菌属が,3年ごとに2回と3回のマルチ処理において,それぞれ,より著しく変化したことを示した。分散分析の多変量解析(PERMANOVA)により,サンプリング時間は細菌および菌類群集の両方に対して非常に有意な影響を有し(P<0.01),菌類および細菌群集に及ぼす耕うん処理の影響はそれぞれ非常に有意(P<0.01)および有意(P<0.05)であることを示した。さらに,不耕起と藁マルチは従来の耕うんと比較して菌類の豊富さを有意に増加させたが,細菌の多様性に及ぼす影響は有意ではなかった。多様性とPERMANOVAの結果は,菌類が細菌よりも耕うん実践に敏感であることを示唆した。さらに,分子生態学的ネットワーク分析は,藁マルチが細菌および菌類ネットワークの両方の複雑性を減少させたが,陽性と陰性のリンクの間の比率を増加させたことを明らかにした。加えて,不耕起と藁マルチは,特に3年ごとに0と3回のマルチ処理において,F.graminとF.moniliformeの豊度を増加させた。それはトウモロコシ根腐病のリスクを増加させる可能性がある。いくつかの土壌特性と微生物属は,これらの2つの病原性菌類の豊度変化に関連していることがわかった。著者らの研究は,中国北東部におけるトウモロコシ栽培の不耕起および残留管理のためのいくつかの指針を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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土壌生物 

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