抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・従来の分子動力学シミュレーションでは解析が困難な,水が氷になるまでのような長い時間スケールの解析。
・物質がとる相に対応する自由エネルギーのランドスケープの位置に,上に凸のGauss関数の形状を付け足して,ランドスケープの形を変え,極小位置にある物質が別の相へ移る変化を可能とするメタダイナミクス法。
・水分子の酸素原子に対する動径分布関数のある距離区間にGauss関数をかけた長距離区間での分子配列秩序を表す量を集団変数として実施した氷形成経路のメタダイナミクスシミュレーション。
・シミュレーションの結果得られた氷I
c,氷I
bとI
cの分子配列が互い違いに並んでできる積層欠陥氷I,高圧で出現する氷VII,未知の氷の分子配列構造とそのランドスケープ上での位置。
・計算結果と実際に得られる氷相の一致および氷の形成現象における経路と分子配列の変化の予測。