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J-GLOBAL ID:202002239776171953   整理番号:20A0646084

金ナノ膜と表面増強Raman分光法に対するコーヒー環効果の応用によるチオヒ素化合物のスペシエーション【JST・京大機械翻訳】

Speciation of thioarsenicals through application of coffee ring effect on gold nanofilm and surface-enhanced Raman spectroscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 1106  ページ: 88-95  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジメチルモノチオアルシン酸(DMMTA~Vやジメチルジチオアルシン酸(DMDTA~Vのようなチオヒ素は重要なヒ素代謝産物としてますます発見されているが,これらの不安定なヒ素種の分析は困難な課題である。分離のためのコーヒー環化効果と組み合わせた表面増強Raman分光法(SERS)検出に基づく方法は,試料前処理の最小化と独特のフィンガープリントRaman同定により,チオヒ素化合物の分析に特に有用であると期待される。このような方法は,高速液体クロマトグラフィー分離と質量分析検出に基づく従来のヒ素スペシエーション技術の限界を克服する代替法を提供する。コーヒー環化効果とSERSの組合せに基づく新規分析法を,チオール化ヒ素のスペシエーションのために開発した。金ナノ膜(AuNF)をSERS基板としてだけでなく,チオヒ素の分離のためのプラットフォームとしても用いた。一度,チオヒ素溶液の液滴をAuNF上に置き,溶媒の蒸発とAuNF上への環スタンプ形成が始まると,SERS信号強度はコーヒー環効果の存在により蒸発液滴の中心からエッジ領域へ実質的に増加した。DMMTA~VとDMDMTA~VのpKaを計算し,それに応じて化学環境を操作することにより,これらのチオヒ素化合物の分離を,コーヒー環の開発中に異なる距離を移動させることにより実現した。個々の種の移動距離は溶質の半径方向外向き流,チオヒ素-AuNF相互作用及び熱誘起Marangoni流により影響された。コーヒー環上のDMMTA~V(中心)とDMDMTA~V(エッジ)の分離は,指紋SERSスペクトルと組み合わせて,このAuNFベースのコーヒー環効果-SERS法によるこれらのチオヒ素の同定を可能にした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分光分析  ,  食品の分析  ,  質量分析  ,  有機物質の物理分析一般  ,  分析化学一般 

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