文献
J-GLOBAL ID:202002239800849862   整理番号:20A2362903

pH応答性薬物担体の開発のためのスチレンマレイン酸共重合体を含む脂質乳濁液の調製とキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Preparation and characterization of lipid emulsions containing styrene maleic acid copolymer for the development of pH-responsive drug carriers
著者 (7件):
資料名:
巻: 232  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0825A  ISSN: 0009-3084  CODEN: CPLIA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脂質エマルションは難水溶性薬物のための潜在的担体である。以前に,著者らは酸性pH下でスチレンマレイン酸共重合体(SMA)と複合した脂質ナノ粒子が崩壊することを明らかにした。本研究では,SMA含有脂質乳濁液(SMAエマルション)を調製し,それらの物理化学的および生物学的特性を調べ,SMAエマルションがpH低減に応答して薬物放出を促進するトリガーとして使用できるかどうかを試験した。脂質とSMA混合物を超音波処理することによって,均一サイズのSMAエマルション粒子を,動的光散乱と透過型電子顕微鏡によって確かめた。溶液pHの低下により,SMAエマルションの崩壊が観察され,それは弱酸性pHでの薬物放出に利用できる。さらに,pH変化に対する感度は脂質組成を変えることによって制御できた。SMAエマルションに結合した血清蛋白質を静脈内注射時の代謝運命を予測するために分析した。おそらく,アポリポ蛋白質は豊富に結合し,SMAエマルションが異物として認識されるべきであることを示唆した。さらに,ヒト乳癌細胞系(MDA-MB-231)を用いた細胞内分布研究は,SMAエマルションが低pHのリソソームに局在することを示した。これらの結果は,SMAエマルションが有望なpH応答性薬物担体であることを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  その他の高分子の反応  ,  共重合  ,  物理薬剤学  ,  ミセル 

前のページに戻る