抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,国際的な環境課題への対処や低炭素化社会実現に向けて,製造業での省エネへの取組みがより一層求められている。三菱電機はこれまで,省エネデータ収集サーバ”EcoServer III”によるエネルギー使用量の見える化,エネルギー原単位管理による運用改善での省エネを訴求してきた。今回開発した省エネ支援アプリケーション”EcoAdviser”は,”省エネ見える化”から”省エネ分析”への進化を目指し,生産活動での更なる省エネ実現のため,分析支援機能の充実化と生産設備とのデータ連携強化を図った。EcoAdviserの主な特長は次のとおりである。(1)見える化機能の強化。グラフの種類・視点・データ項目を選択するだけで簡単にグラフ作成が可能なグラフ機能の充実化と,グラフレイアウトやサイズを自在にアレンジ可能なダッシュボード機能を実現した。(2)生産情報とエネルギー情報の連携による分析。エッジコンピューティングのプラットフォーム”Edgecross”対応によってエネルギー情報と生産情報を連携させ,製造品種(時間帯)別のデータ抽出,原単位演算等によってエネルギーロスの原因分析を可能にした。(3)システム立ち上げの簡単設定。EcoServer IIIとEdgecrossのデータ定義ファイルインポートによるシステム立ち上げの設定簡単化を実現した。(著者抄録)