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J-GLOBAL ID:202002239840901649   整理番号:20A1342798

骨格筋細胞株における酸化ストレス下でのヘスペリジンとそのアグリコンヘスペレチンの抗糖尿病能のin vitro評価【JST・京大機械翻訳】

In vitro evaluation of antidiabetic potential of hesperidin and its aglycone hesperetin under oxidative stress in skeletal muscle cell line
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 419-427  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0013B  ISSN: 0263-6484  CODEN: CBFUDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,L6筋管において誘導された酸化ストレス下のヘスペリジンおよびヘスペレチンのin vitro抗糖尿病および抗酸化能を検討した。また,本研究は,ヘスペリジンの生物活性に及ぼすグリコシル化(ヘスペレチン)の影響を明らかにすることを試みた。酸化ストレスは糖尿病と関連する合併症の主要な原因である。ヘスペリジンとヘスペレチンは,細胞内活性酸素種(ROS)の捕捉とグルタチオンのような自然抗酸化防御系のアップレギュレーションによって,酸化ストレスを直接減少させる。10μMのヘスペリジンとヘスペレチンは,蛋白質の非酵素糖化(それぞれ,65.57%と35.6%)を阻害し,糖尿病の病因において重要な役割を持つ高度糖化最終産物(AGEs)の形成に関与する重要な反応であった。さらに,これらの化合物は急性および慢性処理後L6筋管におけるグルコース取込を誘導した。両化合物により示された2-NBDG取込率は抗糖尿病薬であるロシグリタゾン(30.4%)と同等であった。両化合物はPI3キナーゼ活性をダウンレギュレートしたが,GLUT4,IRS及びAKTはL6筋管においてアップレギュレートされ,インシュリンシグナル伝達経路との重複を指示した。結論:証拠は,酸化ストレスが糖尿病で生じ,インシュリン耐性の発達に関わることを示す。インスリンレベルを増加させ,インスリン感受性を改善し,胃腸管からの炭水化物吸収速度を低下させる経口血糖降下薬を用いて,2型糖尿病を管理する。しかし,これらの治療法は2型糖尿病の実際原因をほとんど標的とせず,重篤な副作用を有する。本研究による観察は,ヘスペリジンとヘスペレチンに対する有意な証拠を提供し,2型糖尿病を管理し,酸化ストレスが仲介する糖尿病病態生理を抑制する食事サプリメントとして考える。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般 

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