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J-GLOBAL ID:202002240027015509   整理番号:20A0670376

in vitroでの異なる濃度および曝露における肺胞および腹腔マクロファージのM1/M2分極に対するCSEの効果【JST・京大機械翻訳】

Effect of CSE on M1/M2 polarization in alveolar and peritoneal macrophages at different concentrations and exposure in vitro
著者 (8件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 154-164  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0258A  ISSN: 1071-2690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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タバコ煙曝露は慢性閉塞性肺疾患の主要病因の1つである。さらに,タバコ煙は異常なマクロファージ分極を誘導することにより疾患進行に関与する;しかしながら,M1/M2マクロファージ分極に及ぼすタバコ煙の影響は確立されていない。本研究の目的は,異なる濃度および曝露時間における肺胞および腹腔マクロファージ(AMおよびPM)におけるM1/M2マクロファージ分極に及ぼすタバコ煙抽出物(CSE)の影響を測定することであった。ラットAMとPMを異なる濃度でCSEで培養した。CCK-8を細胞生存率の指標として用い,M1(iNOS,TNF-αおよびIL-1β)およびM2マーカー(arg-1,CD206およびTGF-β1)のmRNA発現をqPCRを用いて3,6,9,12および24時間で測定した。12時間におけるCD86およびCD206蛋白質の発現をフローサイトメトリーを用いて測定し,INOS/arg-1比を用いてM1およびM2の分極優位性を測定した。qPCRとフローサイトメトリーを用いて,12時間でm2サブタイプを検出した。CSEはiNOS,TNF-αおよびIL-1βmRNAの発現を増加させ,AMおよびPMにおけるCD86陽性細胞の割合はM1分極を促進し,M1分極は曝露時間および濃度の増加とともに連続的に増強された。CSEは,AMおよびPMにおけるarg-1,CD206およびTGF-β1mRNAの発現およびCD206陽性細胞の割合を減少させ,M2分極を阻害した。CSE曝露の9~24時間で,AMとPMにおけるarg-1の発現は徐々に増加し,M2分極の活性化に向かう傾向を示した。さらに,CSEは12時間でM2bとM2d分極を誘発する可能性がある。12時間のCSE曝露後,AMにおいてM1からM2分極優勢への変換が示された。しかしながら,M1分極は,CSE曝露の24時間以内にPMで連続的に増強された。CSEはマクロファージにおけるM1分極を促進し,M2分極に対する動的調節効果を示した。AM上のCSEによって誘発された分極変化はPMより敏感であった。Copyright The Society for In Vitro Biology 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  たばこ 
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