文献

J-GLOBAL ID：202002240057543598   整理番号：20A0878869

高吸収性,非フラクタル,ヘマタイト凝集体の光散乱研究【JST・京大機械翻訳】

Light scattering study of highly absorptive, non-fractal, hematite aggregates

著者 (4件)： Gautam Prakash (Department of Physics, Kansas State University, Manhattan, KS 66506, USA) ,  Maughan Justin B. (Department of Physics, Kansas State University, Manhattan, KS 66506, USA) ,  Ilavsky Jan (Advanced Photon Source, Argonne National Laboratory, Lemont, IL 60439, USA) ,  Sorensen Christopher M. (Department of Physics, Kansas State University, Manhattan, KS 66506, USA)
資料名： Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer  (Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer)
巻： 246  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0072A  ISSN： 0022-4073  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エーロゾル化ヘマタイト凝集粒子による散乱光強度の測定を示した。測定は,0.32°から157°までの散乱角範囲で532nmの波長で行った。赤鉄鉱は,研究した波長で,屈折率m=n+iκ=3+I0.5の実部と虚部の高い値を有していた。走査電子顕微鏡(SEM)は,粒子が凝集体であることを示したが,光学顕微鏡写真は,エアロゾルが約1と10μmの有効平均直径を有する二峰性分布を有することを示した。これは2つのGuinierレジームを示す光散乱結果と一致した。凝集体は200nmの近似サイズを持つより小さい結晶粒から構成されていた。超小角X線散乱(USAXS)は凝集体が均一で非フラクタルであることを示した。凝集体サイズに相当する球に対するMie計算を実験的に観測された結果と比較した。観測結果は後方散乱の増強を示したが,Mie計算は屈折率の大きな虚数部に起因しなかった。赤鉄鉱凝集体を球状体積内の球状単量体から成ると仮定してシミュレートした。次に,これらの模擬凝集体に対するT行列法を用いて光散乱を計算した。計算結果は後方散乱の増強を示した。凝集体内の多重散乱の程度を推定するための次元解析を示し,凝集体内の散乱事象の平均数と後方散乱の増強の間の相関を見出した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 近似法 ,  波長 ,  *フラクタル ,  屈折率 ,  後方散乱 ,  *光散乱 ,  単量体 ,  多重散乱 ,  走査電子顕微鏡 ,  *赤鉄鉱 ,  結晶粒 ,  エアロゾル ,  T行列 ,  電子顕微鏡観察 ,  *凝集体 ,  *散乱

著者キーワード (5件)： 光散乱 ,  骨材粒子 ,  増強後方散乱 ,  多重散乱 ,  ヘマタイト

分類 (1件)： 光の散乱,回折,干渉  (BD03030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： フラクタル ,  ヘマタイト ,  凝集体 ,  光散乱 ,  研究