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J-GLOBAL ID:202002240113513647   整理番号:20A0716945

アジア人集団における前立腺がんのゲノムアトラスとエピゲノムアトラス

A genomic and epigenomic atlas of prostate cancer in Asian populations
著者 (68件):
資料名:
巻: 580  号: 7801  ページ: 93-99  発行年: 2020年04月02日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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前立腺がんは,男性のがんでは世界で2番目に多い。この10年間で行われた大規模な統合ゲノミクス研究によって,数千人の患者についてその遺伝的およびエピジェネティックな全体像の特性が明らかにされ,この疾患に関する理解が深まってきた。しかし,これらの研究でプロファイリングが行われた腫瘍のほとんどは,西洋人の患者から得られたものである。本研究では,中国人の原発性前立腺がん患者から得た,腫瘍組織試料とそれらに対応する健常な対照組織208対について,全ゲノム,全トランスクリプトームおよびDNAメチル化データを作製し解析した。公開されている2554の前立腺腫瘍のデータとの体系的な比較から,中国人患者のゲノム変化シグネチャーは,西洋人コホートのそれとは著しく異なることが明らかになった。具体的には,腫瘍の41%でFOXA1に変異が見られ,ZNF292とCHD1がそれぞれ18%で欠失していた。ゲノムとエピゲノムの変化は相関しており,これらの変化はがんの表現型とプログレッションを予示した。コーディング変異とノンコーディング変異だけでなく,エピ変異も前立腺がんに重要な経路へと収束が見られ,この重篤な疾患についての手掛かりが得られた。これらの発見は,疾患の総合的ゲノムマップを構築する上で,集団背景を含めることの重要性をはっきりと示している。Copyright Nature Japan KK 2020
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 
タイトルに関連する用語 (5件):
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