文献
J-GLOBAL ID:202002240280355593   整理番号:20A0271360

象牙質リン蛋白質はそのセリン/アスパラギン酸に富む反復に依存しないリポ多糖類誘導マクロファージ活性化を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Dentin phosphoprotein inhibits lipopolysaccharide-induced macrophage activation independent of its serine/aspartic acid-rich repeats
著者 (8件):
資料名:
巻: 110  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0649B  ISSN: 0003-9969  CODEN: AOBIA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,in vitroでマクロファージのリポ多糖類誘導炎症反応に及ぼす象牙質リン蛋白質(DPP)の影響を調べることであった。野生型と突然変異体組換え象牙質リン蛋白質(rDPP)蛋白質を哺乳類発現系を用いて発生させた。マクロファージ,ホルボール12-ミリスタート13-アセタート分化THP-1細胞は,rDPP蛋白質の不在または存在下でリポ多糖類により刺激された。24時間培養の後,炎症性遺伝子発現レベルを定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応によって調べ,分泌TNF-α蛋白質の量を酵素結合免疫吸着検定法によって評価した。さらに,外因性添加rDPPの細胞内局在化を免疫細胞化学により調べ,リポ多糖類へのrDPPの直接結合を固相結合アッセイにより定量した。rDPPはTNFα,IL-1β,IL-8のようなリポ多糖誘導炎症遺伝子の発現を用量依存的に低下させ,TNF-α蛋白質分泌をマクロファージから低下させた。さらに,短いセリン/アスパラギン酸に富む反復(SDrr)を持つ変異体rDPPはマクロファージのリポ多糖誘導炎症応答を阻害することができた。rDPPは細胞質よりも細胞膜に隣接して局在し,rDPPはリポ多糖類に結合できた。これらの結果は,rDPPがリポ多糖類との結合によりリポ多糖類誘導炎症反応を阻害することを示唆した。SDrrに依存する象牙質無機化に対するDPPの良く知られた機能に加えて,DPPはSDrrに依存しないリポ多糖類刺激マクロファージに対して抗炎症効果を有することを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
歯の基礎医学  ,  細胞生理一般 

前のページに戻る