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J-GLOBAL ID:202002240294730928   整理番号:20A0786641

キラルカラムと多チャネルMRMとの組み合わせにおける質量分析はマウス脳からのスフィンゴ糖脂質分子種の包括的分析を可能にする【JST・京大機械翻訳】

Mass spectrometry in combination with a chiral column and multichannel-MRM allows comprehensive analysis of glycosphingolipid molecular species from mouse brain
著者 (3件):
資料名:
巻: 490  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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スフィンゴ糖脂質(GSL)は哺乳類細胞における形質膜の外側小葉に排他的に存在し,異なるクラスの糖及びセラミド部分の種々の分子種を含む多様な構造を有する。GSLクラスにおける各分子種を測定する方法の確立は,GSLの機能的特性化を助け,グリコスフィンゴ脂質における病因の機構についての詳細を明らかにする。脂質分析に使用されていないIF-3キラルカラムを用いて,糖及びセラミド部分に基づく種々のGSLを分離するための液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)法を開発した。GSLを詳細に調べるために,多重チャンネル多重反応モニタリング(マルチチャンネル-MRM)モードを用い,500~2000Daの範囲をカバーした。正イオンモードにおけるより高い衝突エネルギーで検出された一般的フラグメントイオンはm/z264と292であり,それぞれd18:1とd20:1イオンから誘導された。両種を,中性GSL,ガングリオシド及びスルファチドの同時測定のための多重チャンネル-MRMにおける生成物イオンとして用いた。この方法を用いたマウス脳におけるGSLの包括的解析により,ガングリオシド及びLacCerに対して,d18:1-C18:0及びd20:1-C18:0が主要分子種であることを明らかにした。一方,d18:1-C24:0及びd18:1-C24:1はスルファチドの主要分子種であった。結果は,多様なGSL脂肪酸プロファイルを明らかにした。結論として,IF-3キラルカラムと多重チャンネル-MRM法を組み合わせることにより,GSLの種々の分子種を成功裏に検出し,このLC-MS法に基づくメタボロミクス法は,GSLの機能分析と分子レベルでのグリコスフィンゴ脂質の初期バイオマーカーの発見を容易にする。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
少糖類  ,  グリコシド,配糖体 

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