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J-GLOBAL ID：202002240297897904   整理番号：20A1501683

VRを用いた道路横断タスクによる視覚的認知機能評価の試み

A Trial of Visual Cognitive Function Evaluation by Simulated Road Crossing Task

著者 (3件)： 山本雅也 (愛知工科大学) ,  矢澤浩成 (中部大学) ,  戸田香 (中部大学)
資料名： 産業応用工学会論文誌(Web)  (Japanese Journal of the Institute of Industrial Applications Engineers (Web))
巻： 8  号： 1  ページ： 137-139(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0962A  ISSN： 2187-5146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 警視庁は,交通死亡の大多数が高齢者であることを報告している。歩行中に多くの交通事故が起こることを示す。本研究では,高齢者が歩行時に発生する事故を防止する目的で,頭部装着ディスプレイを用いた模擬道路横断作業を用いて,高齢者28名の視覚認知機能を評価した。加えて,歩行速度と運動器症候群も,身体機能評価のために使用した。その結果,18人の被験者(64.3%)は,歩行速度に基づいて推定したときに安全に横断することができた。このアプローチが交通安全に寄与すると考える。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： バーチャルリアリティ ,  移動 ,  *評価 ,  *視認 ,  老人 ,  表示装置 ,  運動障害 ,  速度 ,  *交通事故
準シソーラス用語： 運動器症候群 ,  頭部装着ディスプレイ ,  道路横断 ,  *認知機能評価 ,  *歩行者事故 ,  歩行速度

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分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

引用文献 (8件)：

• (1)\t内閣府:「高齢者に係る交通事故防止」,交通安全白書,平成29年,最終閲覧日2019.10.14,\nhttps://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h29kou_haku/gaiyo/features/feature01.htm
• (2)\t鈴木春男:「高齢ドライバー事故の実態と対策」,(社)日本損害保険協会 予防時報,228号,pp.14-19,2007
• (3)\t戸田香,矢澤浩成,堀文子,野田明子,長島万弓,岡川敏郎:「アンケート調査による中部大学COC事業とその教育効果の検討」,中部大学生命健康科学研究所紀要,Vol.15,pp.31-38,2019
• (4)\t加藤伸司,下垣光,小野寺敦志,植田宏樹,老川賢三,池田一彦,小坂敦二,今井幸充,長谷川和夫:「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の作成」,老年精神医学雑誌,2巻,11号,pp.1339-1347,1991
• (5)\t大江隆史,葛谷雅文,星野雄一,中村耕三,田中栄:「ロコモティブシンドロームのすべて」,日本医師会雑誌,第144巻特別号(1),2015.6

タイトルに関連する用語 (6件)： VR ,  道路横断 ,  タスク ,  視覚 ,  認知機能評価 ,  試み