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J-GLOBAL ID:202002240455354682   整理番号:20A0883365

固相法により作製した高信頼性非還元性超微細BaTiO_3ベースセラミックス【JST・京大機械翻訳】

High reliable non-reducible ultra-fine BaTiO3-based ceramics fabricated via solid-state method
著者 (6件):
資料名:
巻: 829  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1μm以下の層厚を持つ超薄多層セラミックコンデンサ(MLCCs)は,現代の電子産業の急速な発展により緊急の需要がある。しかし,望ましい粒径<150nmの誘電体材料の調製は大きな課題である。本研究では,固相反応法,水熱法および熱処理(850°C)後の水熱法により調製した超微細BaTiO_3(BT)粉末(<120nm)を,それぞれナノ結晶性非還元性BT基セラミックを調製するために選択した。BT基セラミックの微細構造,電気性能および信頼性に及ぼす合成法の影響を研究した。Raman,XPS及びFT-IR分光法の結果は,多数の内部応力及び点欠陥(ヒドロキシル/プロトン欠陥,Ba空孔)が水熱粉末中に存在し,適切な熱処理によりある程度除去できることを示した。残念ながら,多くのナノ細孔(10~20nm)が水熱粉末中に観察され,これは熱処理あるいは焼結プロセスにより完全には除去されない。結果として,固相粉末により調製されたBTベースのセラミックは,調製された水熱粉末と比較して,時効破壊性能を加速するのに絶対的な利点を有している。TSDCの結果は,固相粉末によって調製されたセラミックが,より低い酸素空孔濃度とより高い活性化エネルギーを有することを示している。さらに,RC等価モデルに基づくスケーリング解析は,固体粉末により調製したセラミックに対するより長い酸素空孔拡散時間を同定した。これらのすべての特徴は,固体超微細BT粉末が超薄層MLCCsの作製のための有望な候補であることを示している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造 

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