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J-GLOBAL ID:202002240489712436   整理番号:20A2792310

トリ伝染性気管支炎コロナウイルスに対するキトサン-サポニンカプセル化DNAワクチンの開発と免疫原性【JST・京大機械翻訳】

Development and immunogenic potentials of chitosan-saponin encapsulated DNA vaccine against avian infectious bronchitis coronavirus
著者 (13件):
資料名:
巻: 149  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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伝染性気管支炎(IB)は,世界的な家禽産業をかなり脅かす経済的に重要な鳥類疾患である。これは,卵生産,体重増加および死亡率に対する負の結果として,一部である。疾患は,その分離株がいくつかの血清型および遺伝子型に分類され,交差防御をほとんどまたは全く示さない,絶えず進化するトリ感染性気管支炎ウイルスによって引き起こされる。したがって,病気のメナラを抑制するために,広範なベースワクチンが緊急に必要である。本研究の目的は,家禽における鳥類感染性気管支炎の保護改善のための組換えDNAワクチン候補を開発することである。バイオインフォマティクスおよび分子クローニング手順を用いて,一価および二価DNAワクチン構築物のセットを,それぞれ古典的および変異体IBV株,すなわちM41およびCR88由来のS1糖蛋白質に基づいて開発した。次いで,候補ワクチンをキトサンとサポニン処方ナノ粒子でカプセル化し,免疫原性と保護能を増強した。RT-PCRアッセイおよびIFATを用いて,それぞれコード化された蛋白質の転写および翻訳発現を確認し,一方,ELISAおよびフローサイトメトリーを用いて,種々のSPFニワトリ群(A-F)の免疫後の候補ワクチンの免疫原性を評価した。さらに,組織病理学的変化およびウイルス放出を,それぞれの野生型IBVウイルスによる種々のサブグループのチャレンジ後に,定量的リアルタイムPCRアッセイおよび病変スコアリング手順によってそれぞれ測定した。本研究で得られた結果は,二価DNAワクチン構築物(pBudCR88-S1/M41-S1)をワクチン接種したグループが,非ワクチン接種グループと比較して抗IBV抗体,CD3+およびCD8+T細胞反応の有意な増加を有することを示した。同様に,二価ワクチン候補は,非接種対照と比較し,口腔咽頭およびクローナルウイルス放出(p<0.05)を有意に低下させた。二価ワクチンで免疫したニワトリも,対照群と比較し,ウイルスチャレンジ後の低い気管および腎臓病変スコアと同様に,より軽度の臨床徴候を示した。まとめると,本研究は二価DNAワクチン共発現二重S1糖蛋白質がM41とCR88 IBV株の両方による感染に対してニワトリを防御できる強い免疫応答を誘導することを示した。さらに,キトサン-サポニンナノ粒子によるワクチンのカプセル化は免疫応答をさらに増強し,ワクチンの多重ブースター投与の必要性を消失させることが明らかになった。したがって,二価DNAワクチンは,家禽におけるIBの制御のための効率的で効果的な代替戦略として役立つ可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスによる動物の伝染病  ,  鶏 

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