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J-GLOBAL ID:202002240496758704   整理番号:20A1831797

SERS技術に基づく水溶液,尿および血清中ミダゾラムの迅速検出に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Research on the Rapid Detection of Midazolam in Aqueous Solution , Urine and Serum by SERS
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 2073-2078  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2093A  ISSN: 1000-0593  CODEN: GYGFED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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水溶液,尿及び血清中のミダゾラムを迅速に検出するために,表面増強Raman分光法(SERS)に基づく検出スキームを確立した。BWS415-785H型携帯型Raman分光法を用いて、ラマンスペクトルを測定し、その励起光波長は785nm、スペクトル測定範囲は682700cm-1、スペクトル分解能は3cm-1以下、レーザーパワーは80mW、積分時間は5sであった。最初に,ミダゾラムのRamanスペクトルを密度汎関数理論(DFT)により計算し,Ramanピークを実験値と比較した。銀ゾルを表面増強基材とし、硫酸マグネシウム(MgSO4)水溶液を凝結剤として、689と827cm-1のラマンピークを特徴ピークとして選び、ミダゾラムに対してSERS測定を行った。水溶液中のミダゾラムの検出限界は6μg・mL-1で,5-40μg・mL-1の濃度範囲では,ラマン特性ピークの強度は,ミダゾラム水溶液濃度の線形曲線方程式でy=188.18x-743.05であり,相関係数はr=0.972であった。回収率は98.2%107.2%,RSDは2.08%3.25%であった。尿におけるミダゾラムの検出限界は20μg・mL-1で,20-125μg・mL-1の濃度範囲では,ミダゾラム尿濃度に対するRamanピークの強度はy=59.78x-640.71であり,相関係数はr=0.958であった。回収率は96.9%107.9%で,RSDは4.45%5.75%であった。血清中のミダゾラムの検出限界は20μg・mL-1で,15125μg・mL-1の濃度範囲では,ミダゾラムの血清中濃度に対するRamanピークの強度はy=30.81x+176.66であり,相関係数はr=0.963であった。回収率は94.2%105.7%,RSDは3.60%4.41%であった。この方法は迅速、正確、非破壊、操作が簡便などのメリットがあり、ミダゾラムの現場迅速検出に良好な基礎を築いた。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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