抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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令和元年東日本台風は10月12日から13日にかけて長野県の東信と北信地方において多くの土砂堆積災害をもたらした。東信地方において,レーダ-アメダスによって分析された10月12日から10月13日までの48時間の累積降水量は,200mmから500mmまでの範囲であった。この地域におけるすべての土砂堆積災害は,200mm以上の降水量の地域内で発生した。貫井川流域では,48時間の累積降水量は400mm以上であった。この盆地の4つの土砂堆積災害現場において,土石流または堆積物重力流は降水のピーク後数時間以内に発生した。各災害地点において,上流域では比較的小さい浅い地すべりが見られたが,河床侵食は顕著であった。これらの災害の主な原因は,大量の降雨によって引き起こされた河川流の著しい増加であると考えられる。(翻訳著者抄録)