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J-GLOBAL ID:202002240609437318   整理番号:20A0625672

CdSe量子ドット表面上のアルキルアミンとの配位子交換の熱力学的意味 配位子-配位子相互作用の重要性【JST・京大機械翻訳】

Thermodynamic Implications of the Ligand Exchange with Alkylamines on the Surface of CdSe Quantum Dots: The Importance of Ligand-Ligand Interactions
著者 (6件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 4613-4625  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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配位子交換は,量子ドット(QD)の特性を調整するための重要なステップであり,広い応用のための機能化も行われている。以前の研究では,配位子のX-,L-,およびZ-型を分類し,それに応じて配位子交換過程を分類した。多くの研究が,QDの光学的性質に及ぼす配位子交換の影響を研究した。しかしながら,リガンド交換の熱力学的意味はよく理解されておらず,同じタイプのリガンドの異なる効果の機構は不明である。これらの問題に取り組むために,種々の炭素鎖長のアルキルアミン,すなわち,n-ブチルアミン(C_4Am),n-オクチルアミン(C_8AM),n-ドデシルアミン(C_12aM)の配位子交換反応について,C_4Am>C_8AM>C_12aMの順であり,短炭素鎖を有する配位子の小さな立体障壁を強調した。さらに,配位子交換を,オレイン酸カドミウムの脱着後の配位子吸着の観点から,種々の温度での蛍光滴定によって研究した。結合定数は10~3M-1であった。「二段階配位子交換」(TSLE)モデルを開発し,熱力学的観点から配位子脱着-吸着過程を記述した。炭素鎖の長さの増加は,立体障壁を増加させるだけでなく,van der Waals相互作用を増加させ,配位子交換における二重エッジ効果を示した。C_8AMによる配位子交換は,C_8AMと隣接配位子の間のvan der Waals相互作用がC_4Amのそれより強いので,ΔHとΔSの最も負の値に寄与した。一方,その立体障壁はC_12aMのものより弱かった。これらは,配位子-配位子相互作用の重要性を示し,ナノ結晶-配位子相互作用の優位性以外に,以前の研究において比較的少なく記録された。UV-vis吸収分光法と蛍光寿命研究は,さらに,すべての3つのアルキルアミンとの配位子交換がCdSe QDの光学的性質にある程度影響することを示した。粉末X線回折(XRD)と透過型電子顕微鏡(TEM)の結果は,配位子交換過程が基本的にCdSe QDの結晶構造とコアサイズに影響しないことを示した。著者らの研究は,配位子交換のための考えられる機構を提案し,熱力学的意味を解明し,適切な配位子の選択のための合理的な指針を提供した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子・分子のクラスタ  ,  塩 

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