文献

J-GLOBAL ID：202002240636996726   整理番号：20A2773903

ラットにおけるニコチン誘発衝動性の性差とブプロピオンによるその逆転【JST・京大機械翻訳】

Sex differences in nicotine-induced impulsivity and its reversal with bupropion in rats

著者 (2件)： Ibias Javier (Department of Pharmaceutical Sciences, Western University of Health Sciences, USA) ,  Nazarian Arbi (Department of Pharmaceutical Sciences, Western University of Health Sciences, USA)
資料名： Journal of Psychopharmacology  (Journal of Psychopharmacology)
巻： 34  号： 12  ページ： 1382-1392  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1500A  ISSN： 0269-8811  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:認知衝動性の増強と意思決定の結果として生じる変化は,物質使用障害の開発と維持のための寄与因子として役立つ。ニコチン誘発性の衝動性増加は,以前に男性のヒトとげっ歯類で報告されている。ニコチン誘発衝動性における性差の可能性は調べられていない。目的と方法:本研究では,雄と雌Sprague Dawleyラットを遅延割引作業に提出し,その中で自己制御のいくつかの連続測定を実施した。最初に,ラットを賦形剤で試験して,次に,0.4と0.8mg/kgのニコチン用量でテストした。その後,ブプロピオンによる慢性治療を開始し,動物を再度試験した。半数の動物はニコチンの0.8mg/kgを継続し,残りはニコチンを投与し,また30mg/kgのブプロピオンを毎日投与した。結果:動物をニコチンで最初に試験した場合,雌ラットは,有意なニコチン用量に依存した衝動行動の増加を示し,一方,雄ラットは,0.8mg/kgのニコチンの最高用量下で,より大きなが遅延した報酬のそれらの選択低下を示した。ブプロピオン処理は,ベースラインレベルに近い結果を示したので,雌ラットの意思決定に対するニコチンの効果を遮断した。一方,ブプロピオンは雄ラットでニコチン誘導遅延割引に影響しなかった。結論:これらの所見は,女性で観察されるニコチン使用脆弱性に光を当てるのを助けるかもしれない認知性衝動性に対するニコチンの性的二形性効果を示す。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 意思決定 ,  動物 ,  *性差 ,  ヒト ,  賦形剤 ,  *ラット ,  女性 ,  男性 ,  齧歯類 ,  連続計測 ,  基準線 ,  窒素複素環化合物 ,  薬物 ,  タバコアルカロイド
準シソーラス用語： 脆弱性 ,  自己制御 ,  衝動性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ニコチン ,  遅延割引 ,  衝動性 ,  性差 ,  ブプロピオン

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： ニコチン

タイトルに関連する用語 (7件)： ラット ,  ニコチン ,  誘発 ,  衝動性 ,  性差 ,  ブプロピオン ,  逆転