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J-GLOBAL ID：202002240701720603   整理番号：20A1189263

C_60ケージ内のMg_2のカプセル化はエレクトライドを形成する【JST・京大機械翻訳】

Encapsulation of Mg₂ inside a C₆₀ cage forms an electride

著者 (4件)： Das Prasenjit (Department of Chemistry and Center for Theoretical Studies, Indian Institute of Technology Kharagpur, Kharagpur, India) ,  Saha Ranajit (Department of Chemistry and Center for Theoretical Studies, Indian Institute of Technology Kharagpur, Kharagpur, India) ,  Chattaraj Pratim K. (Department of Chemistry and Center for Theoretical Studies, Indian Institute of Technology Kharagpur, Kharagpur, India) ,  Chattaraj Pratim K. (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Bombay, Mumbai, India)
資料名： Journal of Computational Chemistry  (Journal of Computational Chemistry)
巻： 41  号： 17  ページ： 1645-1653  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0111B  ISSN： 0192-8651  CODEN： JCCHDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論(DFT)に基づく計算を,フラーレン内部のマグネシウム二量体,すなわちMg_2@C_60の内包カプセル化のために実施した。Mg_2@C_60系の最小エネルギー構造はC_2h対称性であることが観察された。Mg_2@C_60システムにおけるMg-Mg結合距離は,遊離Mg_2およびMg_2+イオンにおけるそれより非常に短かった。内包Mg_2@C_60系の形成は自然界で熱化学的に自発的である。自然結合軌道(NBO)分析は,C_60ケージ内にMg-Mg結合を有するMg_22+フラグメントの存在を示した。電子密度記述子はMg-Mg結合における共有結合性を同定した。非核アトラクタ(NNA)は2つのMg原子の中央に存在する。Mg_2とC_60フラグメント間の結合相互作用はイオン性であり,[Mg_2+]と[C_602-]はMg_2@C_60系における結合パターンを表す。設計された内包カプセル化システムは電化として挙動する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  対称性 ,  電子密度 ,  *マグネシウム ,  二量体 ,  共有結合 ,  アトラクタ ,  密度汎関数法 ,  フラーレン
準シソーラス用語： 内包 ,  *エレクトライド ,  *ケージ ,  最小エネルギー原理 ,  熱化学 ,  イオン性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： エレクトライド ,  電子局在関数(ELF)盆地 ,  内包フラーレン ,  エネルギー分解分析(EDA) ,  非核アトラクタ(NNA)

分類 (2件)： 分子・遺伝情報処理  (JE15040B) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： ケージ ,  カプセル ,  エレクトライド