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J-GLOBAL ID:202002240746454666   整理番号:20A2559158

オゾン処理及び活性炭ろ過後の廃水の遺伝毒性活性:肝臓由来細胞及び細菌指標の異なる影響【JST・京大機械翻訳】

Genotoxic activities of wastewater after ozonation and activated carbon filtration: Different effects in liver-derived cells and bacterial indicators
著者 (7件):
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巻: 186  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,三次処理廃水の急性および遺伝毒性活性に及ぼす高度廃水処理技術(活性炭濾過によるオゾン処理)の影響を調査することであった。濃縮試料をSalmonella/ミクロソームアッセイで試験した。さらに,DNA損傷の誘導を,単一細胞ゲル電気泳動実験において肝臓由来細胞(ヒト肝細胞癌および初代ラット肝細胞)で測定し,それは電場におけるDNA移動の測定に基づいている。これらの細胞型は第I相および第II相酵素を有し,変異誘発物質の活性化/解毒を触媒する。急性毒性をトリパンブルー排除法で測定した。いくつかの細菌テスター株(TA98,TA100,YG7108,YG7104,YG7112およびYG7113)における非オゾン処理試料の変異原性効果の証拠は見られなかったが,アルキル化剤(YG7108およびYG7104)に対して高度に感受性であるDNA修復をコードする欠損遺伝子を有する2つの菌株におけるO_3処理後のHis+変異体の明確な誘導を認めた。これらの効果は活性炭濾過後に低下した。さらに,非処理水中の芳香族アミンおよびニトロ化合物に対して感受性が高いアセチルトランスフェラーゼ活性の増加を伴う菌株YG1024における変異原性活性のわずかな増加を検出し,それはO_3処理によって減少されなかった。変異原性活性の完全な異なるパターンが肝臓由来細胞で見られた;非オゾン処理試料は,両細胞型で顕著なDNA損傷を引き起こし,これはオゾン処理後に減少した(約25%)。活性炭処理はDNA損傷の実質的な更なる減少を引き起こさなかった。肝臓ホモジェネートによる追加実験は,ヒト細胞の影響を引き起こす化合物が,酵素活性化を必要とするプロ変異誘発物質であることを示した。どの水も肝臓由来細胞及び細菌指標において急性毒性を引き起こさなかった。肝臓哺乳類細胞が脊椎動物(ヒトを含む)における水の遺伝毒性特性を遺伝的に改変した細菌指標としてより適切に反映することを仮定して,オゾン処理は処理廃水の遺伝毒性特性の減少に関して有益な効果を有すると結論した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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その他の廃水処理・処分  ,  バイオアッセイ 

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