文献
J-GLOBAL ID:202002240869278008   整理番号:20A2577988

ヒトColon癌におけるヒト内因性レトロウイルスの長い末端反復メチル化,転写および蛋白質発現【JST・京大機械翻訳】

Human Endogenous Retroviruses Long Terminal Repeat Methylation, Transcription, and Protein Expression in Human Colon Cancer
著者 (13件):
資料名:
巻: 10  ページ: 569015  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Colon癌は,先進国での発生率と死亡率の両方で4番目に一般的な悪性腫瘍である。感染薬剤は,結腸癌の危険因子である。ヒト内因性レトロウイルス(HERV)転写物と蛋白質レベルの変化は,いくつかのタイプの癌と関連しているが,結腸癌におけるHERV発現に関する研究はほとんどない。進行期結腸癌の58人の患者を本研究に登録した。HERV-H,-K(HML-2),-P LTRs,Alu,およびLINE-1メチル化レベル,および正常隣接および腫瘍組織におけるHERV-H,-K(HML-2),および-PenvおよびHERV-K pol遺伝子の転写を,それぞれピロシークエンシングおよびRT-qPCRによって研究した。選択した組織におけるHERV-K(HML-2)PolとEnv蛋白質の発現を,ウエスタンブロット法によって調べた。HERV転写物発現とメチル化レベルおよび臨床的特徴とHERV発現の間の関係を評価した。隣接正常組織と比較して,LINE-1は腫瘍組織において低メチル化であったが(p<0.05),Alu,HERV-K(HML-2)および-H LTRは正常組織と比較して腫瘍組織において減少傾向を示したが,有意差はなかった。HERVenvとpol遺伝子の転写レベルは類似していた。しかし,HERV-K(HML-2)Pol蛋白質は周囲の正常組織においてより高度に発現した(p<0.01)が,HERV-K(HML-2)Env蛋白質は腫瘍組織でのみ発現した。HERV LTRメチル化と遺伝子発現は,腫瘍と正常組織の間で有意差を示さなかったが,HERV蛋白質発現は大きく異なった。正常細胞におけるPol蛋白質発現は,逆転写およびその後の宿主ゲノムへの統合を誘導し,おそらく細胞形質転換に好都合である。対照的に,腫瘍組織におけるEnv蛋白質は,細胞間融合を介して癌の進行に寄与する可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  ウイルスの生化学 
引用文献 (40件):
もっと見る

前のページに戻る