抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】慢性閉塞性肺疾患(COPD)における末梢血のサイレンス情報調節因子関連酵素1(SIRT1)と血清ミエリン様細胞トリガ受容体-1(sTREM-1)の関連性を調査する。方法;2017年1月から2019年7月までの間に当病院で治療を受けたCOPD患者182例(COPD群)を選び、その中にCOPD急性増悪期患者78例、COPD安定期患者104例、同時に健康診断者100例を選択し、対照群とした。末梢血SIRT1、sTREM-1レベルを測定し、COPD患者の第1秒用力呼気容積(FEV1)とFEV1が予測値比例(FEV1%)を測定した。結果;COPD群の末梢血のSIRT1は(0.78±0.22)ng/mlで,対照群より著しく低く(P<0.05),sTREM-1は(94.40±32.21)pg/mlで,対照群より有意に高かった(P<0.05)。COPDの急性増悪期患者の末梢血SIRT1はCOPD安定期患者より明らかに低く(P<0.05)、sTREM-1はCOPD安定期患者より明らかに高かった(P<0.05)。COPDの急性増悪期患者のFEV1とFEV1%はそれぞれ(41.02±9.88)Lと(64.40±10.15)%であり、COPD安定期患者より明らかに低かった(いずれもP<0.05)。SIRT1はFEV1とFEV1%と正の相関があり(r=0.343と0.350、すべてP<0.05)、sTREM-1はFEV1とFEV1%と負の相関を呈した(r=-401と-0.433、すべてP<0.05)。SIRT1はsTREM-1と負の相関があった(r=-302,P<0.05)。結論:COPD患者の末梢血SIRT1は降下し、sTREM-1の上昇は、疾患の進行において一定の作用があり、両者のレベルは患者の肺機能と一定の関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】