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J-GLOBAL ID:202002241177564114   整理番号:20A1537094

放出トリプトファニル-tRNAシンテターゼはウイルス感染に対する自然免疫応答を刺激する【JST・京大機械翻訳】

Released Tryptophanyl-tRNA Synthetase Stimulates Innate Immune Responses against Viral Infection
著者 (11件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: Null  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0869A  ISSN: 0022-538X  CODEN: JOVIAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ABSTRACTトリプトファニル-tRNAシンテターゼ(WRS)は,非標準機能を有するアミノアシルtRNAシンテターゼ(ARS)の1つである。完全長WRSは,細菌感染中に放出され,Toll様受容体4(TLR4)-骨髄分化因子2(MD2)複合体が自然免疫応答を誘発する。しかし,ウイルス感染におけるWRSの役割は不明である。ここでは,完全長WRSがウイルス感染の初期段階で免疫細胞により分泌され,抗ウイルスサイトカインとして機能することを示す。組換えWRS蛋白質による細胞の処理は炎症性サイトカインとI型インターフェロン(IFNs)の産生を促進し,THP-1とRaw264.7細胞におけるウイルス複製を抑制するが,TLR4-/-またはMD2-/-骨髄由来マクロファージ(BMDM)ではそうではない。組換えWRS蛋白質の静脈内および鼻腔内投与は,先天性免疫応答を誘導し,in vivoでウイルス複製を遮断する。これらの知見から,分泌完全長WRSはウイルス感染に対する先天性免疫応答の誘導及び細菌感染に非標準的役割を持つことを示唆した。IMPORTANCE ARSは特異的アミノ酸を同族tRNAに結合する翻訳における必須酵素である。より高い真核生物において,いくつかのARSは,細胞代謝の調節において,付加的,非標準的機能を有する。ここでは,抗ウイルス防御におけるWRSの新規非標準機能を報告する。WRSはウイルス感染に応答して急速に分泌され,炎症誘発性サイトカインとI型IFNの分泌を誘導することにより先天性免疫応答を素早くし,in vitroとin vivoの両方でウイルス複製の阻害をもたらす。したがって,WRSは抗ウイルス先天性免疫応答のメンバーであると考える。本研究の結果は,宿主防御システムの理解を強化し,ARSの非標準機能に関する付加的情報を提供する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体防御と免疫系一般  ,  細胞膜の受容体  ,  細胞生理一般 

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